フランスのニコラ・サルコジ大統領は、移動型民族ジプシーを弾圧して世論ウケをねらうというヨーロッパの伝統的政治手法をフル活用しているようだ。8月18日付けのウォールストリート・ジャーナルは次のように伝える。 過去3週間、51カ所の不法キャンプから強制排除された東欧出身のロマを含むジプシーたちは、フランス国籍を持つ者も含めて8月19日から強制送還される予定だ。キャンプから追い出された人々のうち、不法滞在の約700人は、中東欧の母国に帰されるという。 7月にはフランス中部のサンテニャンで、検問で止まらなかった22歳のジプシーが射殺された。怒ったジプシーたちは斧や鉄棒で武装して木を倒し信号を壊し、車に火を放ってパン屋や警察署に押し入った。 サルコジが、ジプシーの不法キャンプ撤去を決めたのは2週間後の7月28日だ。移民が警官を殺そうとして有罪になった場合は、フランス国籍を剥奪することも提案している。
田中秀臣氏に闇討ちされたbewaard氏の議論、半分賛成だけど、半分疑問。 http://d.hatena.ne.jp/bewaad/20100818/p1(リフレ政策を巡る政治的な話に関してちょっと脱線) >BUNTENさんが「リフレ派の実体なんてねーよ、ただの呉越同舟に過ぎない。」とおっしゃっているわけですが、それで済むのはリフレ政策の実現がトッププライオリティだからこそ。小異を捨てて大同につく、とは大(=トッププライオリティ)を同じくするから成立する話で、大が同じでない人には当てはまらないわけです。BUNTENさんのご認識を言い換えれば、「リフレ派」とはリフレ政策の実現をトッププライオリティとすることが実体なわけで、セカンド以下のプライオリティは様々(=呉越同舟)だということでしょう。 >リフレ政策の実現がセカンドプライオリティである人を想定します。トッププライオリティは、たとえば所
2010年9月14日に行われる民主党代表選挙について、今のところ、菅直人総理だけが明確な出馬表明をしています。これまで、小沢鋭仁環境相や海江田万里代議士が出馬を検討してきましたが、明確な出馬表明はなされていません。また、旧民社党系グループが独自候補擁立を模索していましたが、この動きもなくなりました。マスコミがいろいろと騒いでいますが、実際には、大した動きがありませんでした。 今日、2つの新聞が小沢一郎前民主党幹事長が9月の代表選に出馬することを検討と報じています。その他の新聞はこうした直接的な報道をしていません。せいぜい、小沢氏が鳩山由紀夫前首相が率いるグループの研修会に参加したということくらいです。小沢氏が代表選に出馬を検討と直接報じたのは、読売新聞と産経新聞の2紙です。この2紙はとりわけ民主党や小沢氏に対して批判的であり、アメリカとの関係が深い新聞です。この2紙が、小沢氏に対して直接取
沖縄県知事選挙 98年知事選に機密費 稲嶺陣営へ 鈴木氏「3億円投入」2010年8月18日 1998年の県知事選で官房機密費が稲嶺陣営に提供されたと明かす当時官房副長官だった鈴木宗男衆院議員=都内の衆院議員会館 【東京】鈴木宗男衆院議員は18日までに本紙取材に対し、大田昌秀元知事と稲嶺恵一前知事との事実上の一騎打ちとなった1998年の県知事選挙で、外務省から上納されていた外交機密費を含む官房機密費から3億円が政府側から稲嶺陣営側に渡っていたと証言した。 当時の小渕恵三首相は鈴木氏に「沖縄は金がかかる」と沖縄側からの要求を示唆、金額は当時の官房長官秘書官にも再確認した。一方で機密費を管理していた当時の官房長官だった野中広務氏は選挙への機密費投入を一切否定した。 鈴木氏は当時、野中官房長官の下で官房副長官を務めていた。機密費が選挙に使用されたことについて鈴木氏は「機密費は選挙に使うべきでは
民主党の小沢一郎前幹事長は18日、9月の党代表選について、小沢グループ以外からの幅広い支持が得られることを条件に出馬を検討する考えを周辺に伝えた。 菅首相はすでに出馬の意向を明らかにしており、小沢氏は党内の動向を慎重に見極め、来週にも最終判断する見通しだ。 出馬の条件として、小沢氏は具体的に、党内最大の約150人を擁する小沢グループを固めたうえで、「(鳩山前首相グループや)旧民社党系や旧社会党系の支持が得られるなら考えてもいい」と周辺に説明した。 また、小沢氏は同日、長野県軽井沢町で19日に開かれる鳩山グループの研修会に出席する意向を鳩山氏側に伝えた。小沢氏はこの場で、自らの出馬を支持する声がどの程度広がるかを見極めたい考えとみられる。 周辺は、小沢、鳩山両グループ、旧民社党系、旧社会党系などとの連携により、国会議員の過半数の支持を固められると判断。政策としては、自ら策定に携わった昨年の衆
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