「何でもかんでもゲーミングってつければ売れると思うなよ」を逆手に ゲームショウで見つけた、とあるラジオメーカーの奇策が潔かった 最近、「ゲーミング○○」が増えすぎだ。ゲーミングとつければ何でも売れると思うなよ──家具や飲食料、雑貨の新発表を見てこう思ったことはないだろうか。記者にはある。コロナ禍からの在宅需要をいいことに、ゲームを体のいいマーケティング用語に使うなよ──とささくれ立っていたが、「東京ゲームショウ2024」(9月26~29日、幕張メッセ)でとある売り文句を見かけて思わずグッときてしまった。その文句がこれだ。 復唱しよう。「ゲーミング防災バッグ爆誕。ゲーミング防災て……何でもかんでも『ゲーミング』をつければ売れるとでも思たの!? いま、そう思ったそこのアナタッ! でも逆に『ゲーミング』って付いてなかったらこのブースをスルーしてませんでしたか?」(原文ママ)だ。潔い。確かに記者は
