日本ベリサイン株式会社は11月19日、EV SSL証明書に関する説明会を開催。米Verisign、プロダクトマーケティング ディレクターのティム・キャラン氏が登壇し、2006年末の発売以来、どのように普及してきたかなどについて説明した。 EV SSL証明書は、Webブラウザで認証されたWebサイトを表示した際、アドレスバーを緑色に表示する次世代SSL証明書。エンドユーザーが正規のWebサイトを見分けやすくなるため、フィッシング詐欺などの対抗策として期待されている。 現状はInternet Explorer 7.0(IE 7)のみで対応しているが、今後はFirefox(バージョン3)やOpera(次期バージョン)でも対応する予定。キャラン氏によれば、この3Webブラウザで全ユーザーの52%をカバーするという。 では、肝心の企業におけるEV SSL証明書の導入状況はどうか。日本以外の主要諸国で