インターネットで知り合って自宅で同居していた女性を殴ってけがを負わせたとして、警視庁城東署は、傷害の疑いで、東京都江東区大島、自称DJ、岡崎雅容疑者(33)を逮捕した。同署によると、「暴行したのは間違いないが、けがをさせるほどではなかった」と一部否認している。 同署によると、岡崎容疑者は東日本大震災後、福島県伊達市に住む無職女性(28)に「原発事故の放射能がやばいから、東京においでよ」などと持ち掛けて自宅に呼び寄せ、平成23年4月から同居していた。女性とは21年10月、ネット上のコミュニティーサイトで知り合ったという。 逮捕容疑は、今年3月末に自宅で、女性の顔を殴り、鼻の骨を折るなどしたとしている。 同署によると、女性は同居を始めて約1カ月後から日常的に殴られるようになったため、同署に相談していた。女性は風俗店で働かされ、給料や財布、携帯電話などを取り上げられていたという。