ヒット商品やロングセラー商品の開発担当者に「ぜひともここを見て!」というこだわりのポイントを披露してもらうココミテ選手権。今回登場するのは、TOTOで家庭用温水洗浄便座ウォシュレットの開発に携わっている濱北明希(はまきた・あき)氏だ。 ウォシュレットが「おしりだって洗ってほしい」のキャッチフレーズで一気に知名度を高めたのは、1982年(発売は80年)。それからおよそ30年後、2011年2月に発売された新型モデルには、除菌効果のある「きれい除菌水」によってノズルを洗浄する機能を搭載。翌年2月には、「きれい除菌水」のミストを便器ボウル面に吹きかけることによって、トイレが自動できれいになる業界初の新機能が搭載された。