ウガンダのルガジにあるエコ・フューエル・アフリカ社の工場で、作業員が「バイオ炭」を天日に干す。大気中の二酸化炭素を回収するひとつの方法として、生物資源を材料にした炭化物を耕作地へすき込むという方法がある。(PHOTOGRAPH BY MICHELE SIBILONI, AFP/GETTY) 2015年12月の国連気候変動枠組条約第21回締約国会議(COP21)で、温室効果ガスの大幅な削減を盛り込んだ協定が合意された。この目標を達成するため、各国が取り組もうとしているのが、大気中の二酸化炭素(CO2)を回収し、貯留しようという大規模プロジェクトだ。しかし、この方法では莫大なコストがかかり、かえって地球環境に悪影響を及ぼしかねないと、専門家が警鐘を鳴らしている。(参考記事:【解説】COP21「パリ協定」勝ち組になったのは?) 英イーストアングリア大学の環境科学者で、英国政府の自然環境研究評議会
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