自民党と立憲民主党は健康保険証を廃止してマイナンバーカードに一本化するなどの法案について、31日の委員会で採決することで合意しました。 法案では、マイナンバーやマイナカードの利用範囲の拡大や来年秋に今の保険証を廃止して「マイナ保険証」に一本化することなどが盛り込まれています。 ただ、マイナカードを巡っては、本人ではない銀行口座や保険証の情報が誤って登録されるなどトラブルが相次いでいて、法案の採決は先送りされていました。 こうしたなか、自民党と立憲民主党の参院国対委員長が会談し、マイナカードを巡る問題について6月5日に委員会で集中的な審議を行うことで合意し、立憲民主党は、これを条件として今月31日に採決に応じることにしました。 法案は6月2日の参議院本会議で可決・成立する見通しです。
