ギリギリ可聴域でした。 スペイン科学研究高等評議会(CSIC)で行われた研究により、ヒト細胞の「共鳴周波数」を特定することに成功しました。 新たに特定された共鳴周波数は10〜30 kHzおよび150〜180 kHzに位置し、前者の「10〜30 kHz」は人間の可聴域「20Hz~20kHz(20~20000Hz)」と一部が重なっており、理論的には、人間の耳はこの周波数の音を「聞く」ことが可能となっています。 「生きた細胞に固有の振動周波数がある」という仮説は、1950年代にはじめて提唱され、20年前には理論モデルも発表されていましたが、直接計測されたのは今回がはじめてとなります。 体内のすべての細胞が小さな楽器のように独自の共鳴周波数を持つという可能性は、私たちの体がどのように機能し、治癒するかについて新たな視点となるでしょう。 研究者たちは「病気の細胞は正常の細胞とは異なる共鳴周波数を持つ
