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ブックマーク / lovelibrary.hatenablog.com (3)

  • 生活の中にある身近な差別 - 図書館学徒未満

    なおモスクの件以外にも、日人は差別だという自覚がないまま差別行為をすることで知られており、たまに日の外でも軋轢を起こしています。 例えば、日では普通のこととして受け取られている従業員採用時の年齢確認ですが、これはグローバルな基準では差別です。年齢は「人の努力ではどうしようもないこと」であり、それに基づいて「採用するか否か」の評価をするので差別に当たります。 ただもちろん、求人条件として「20年以上働ける人」を提示するのは、それが妥当であれば構いません。 一方日では「差別」とみなされている「学歴差別」ですが、これは反対に海外では差別とみなされません。人間は努力しさえすれば東大でも京大でもハーバードでも希望の大学に行き希望の学問を学べるのだから、学歴は「人の努力ではどうしようもないこと」ではありません。また受けてきた教育や学業成績で人の資質を判断する行為は正当です。従って学歴での

    生活の中にある身近な差別 - 図書館学徒未満
  • モスク建設計画に見る差別要素 - 図書館学徒未満

    「モスク建設計画難航…地元町会「引き下がって」」 はてブでも大変に注目をあつめましたこの事例ですが、「明らかに差別」派と「イスラムを理解できないのは仕方ない、差別にはあたらない」派に分かれているようです。 では具体的に内容を精査していきましょう。 信仰は「人の努力ではどうしようも」ありません。したがってイスラム教徒であることはムスリムの皆さんが努力で変えられることではないし、これを理由に不利益な扱いをしたら差別にあたります。 宗教施設(モスク)は、もしこれがお寺や神社だったら問題なく建設が可能だったでしょう。他のグループの人ならば得られたはずの機会から排除されています。 町会側は内心でムスリムに対する反感を持っていただけではなく、明確にモスクの建設に反対する宣言を行いました。実際の行動に移しています。 石川ムスリム協会は、モスクの外観に対して市の景観条例に従うと表明しています。建設許可の

    モスク建設計画に見る差別要素 - 図書館学徒未満
  • 差別ってなに? - 図書館学徒未満

    差別の定義は基的に世界共通です。そもそも、差別の定義はグローバルでなくては意味がありません。差別とは往々にして違う国の人々との間に生じる出来事だからです。 という訳で我が国の「差別」の定義をまず引いてみます。 3.正当な理由によらず偏見や先入観に基づいて、あるいは無関係な理由によって特定の人物や集団に対して不利益・不平等な扱いをすることを指す。 (日Wikipedia「差別」) これが皆さんが学校等で教わってきた「差別」だと思いますが、どうも曖昧ですね。「正当」とは何なのか、どうなれば「不平等」なのか、この曖昧さが「差別なんて差別された方がそう思えば差別なんだよ!!」などという暴論の温床にもなってきた訳です。 ただ「正当な理由によらず」という部分は重要です。つまり正当な理由、例えば目の前で犯罪を行っているとか、明らかな損害が出ているとか、そういう場合は「不利益な扱い」をしても構わない

    差別ってなに? - 図書館学徒未満
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