セセさんはなぜ、今の暮らし方を選んだのでしょうか。 「33歳くらいの頃から、シェアハウスを立ち上げる不動産コーディネートの仕事を始め、会社を経営しています。シェアハウスの運営をしたい方から依頼を受けて、立ち上げから数ヶ月間住み込み、コミュニティが安定したら、また次のシェアハウスに行くというかたちで、いろんな土地を転々としていました。シェアハウスは、さまざまな人の生活スタイルに触れることで、趣味や人脈などを含め新しい世界を知ることができるので、私の人生を変えてくれた暮らし方だと思っています。 現在の家は、シェアハウスにすることを前提に購入しました。帰国することを、子どもたちとも仲の良いかつてのシェアメイトの女性に話したところ、一緒に住もうと提案してくれたんです。私は海外にいたので物件探しはすべてお任せして、彼女の職場の近くに決めてもらいました。ただ、なんと彼女は一緒に住み始めて1年ほどで仕事