ガザ自由行進に参加しているヘディ・エプスタインさんのインタビュー (翻訳:岩田渉) ホロコースト生存者がパレスティナ人権活動家になったわけ ホロコーストの生存者であり、確信的なパレスチナ人権活動家でもあるヘディ・エプスタインは一部の人々にとっては矛盾しているように見えるかもしれない。 1924年、ドイツのフライブルクに生まれたエプスタインは、14歳の時にナチスの迫害から逃れ、Kindertransport(子ども輸送団)を通し てイギリスへと渡った。その後1948に米国へ移り住んで以来、平和、人権の擁護を主張し続けてきた。 2001年にイスラエル発祥の反戦グループ、"Women in Black"(黒衣の女性達)の支部をセントルイスで立ち上げたエプスタインは、2003年にヨルダン西岸地区を訪れたのを契機にして、パレスチナ権利擁 護の活動を始めることとなる。この十年間に及ぶ活動の節目に彼女は