ゴールデンウイーク中に明らかになったImageTragickと呼ばれるImageMagickの脆弱性が各所で報じられています。 ImageMagick の脆弱性 (CVE-2016-3714) に関する注意喚起 ImageTragick 既にアップデートがリリースされていますが、条件によっては単にImageMagickをアップデートすれば対策完了となるわけではないようです。 特に、ImageMagick 7.0.1-1にアップデートしただけの場合、対策は不十分と考えられますのでご注意ください。 以下に、自分の環境での検証を踏まえつつ、行った対策を紹介します。 発覚した脆弱性 今回明らかになったImageMagickの脆弱性は、冒頭に掲載したJP-CERTのタイトルにも含まれるCVE-2016-3714の1つだけではなく、以下の5つあります。 CVE-2016-3714 The (1) EP