コメント欄のやりとりを眺めていて、ずっと昔、NHKの海外番組枠で見たドキュメンタリーを思い出した。 俳優のピーター・フォーク(←「刑事コロンボ」)がレポーターを勤めた2時間ほどの番組で、内容はアメリカのある州がやっている不良少年更生プログラムの紹介だった。 あやふやな記憶に沿って再現すると、番組の構成はこんな感じ。 はじめにちょっとした非行(万引きとか喧嘩とか)で検挙されて、州の矯正プログラムを受けることになったティーンエイジャー数人を紹介して、それぞれの少年にフォーク氏がインタビューする。この段階では、少年たちは猛烈にツッパっている。「刑務所が怖いかって? めんどくさいけど、コワいってことはないな」「マジメにやり直す気があるかだと? ふん。冗談なら笑ってやるよ」てな調子。亀田状態。 更生プログラムに協力を申し出た受刑者の紹介とインタビュー:いずれも、懲役100年を超える凶悪犯。ムショで毎