明治時代に日本で初めて鉄道が開業した際、東京湾にレールを敷くために築かれた「高輪築堤」について、自民党の国会議員の有志は、貴重な文化遺産だとして、現地での保存の在り方などを検討していくことになりました。 「高輪築堤」は、明治5年に日本で初めて鉄道が開業した際、東京湾の海上にレールを敷くために築かれたもので、東京 港区で行われている再開発工事の過程で遺構が見つかりました。 これについて、自民党の国会議員の有志は「日本の近代化の歴史を示す重要な文化遺産で、現地で良好な状態で保存されることが必要だ」として議員連盟を発足させ、16日の設立総会には、石破元幹事長や岸田前政務調査会長ら、およそ20人が出席しました。 そして会合では、今後、現地視察や専門家などへのヒアリングを行って、現地保存の在り方などについて検討を進め、政府やJR東日本に働きかけていくことを確認しました。 議員連盟の会長に就任した福井
