ロシアによる軍事侵攻を受け先月ウクライナを出国し、ポーランドなどを経由して娘が暮らす日本に避難してきたウクライナ人の女性など3人が10日、羽田空港から入国し、涙を流しながら抱き合い家族との再会を喜びました。 日本に避難してきたのは、ウクライナ東部に住んでいたリボフ・ヴィルリッチさん(59)と孫のブラッド・ブラウンさん(12)など3人です。 羽田空港のロビーでは、娘のユリアさん(37)が日本人の夫や子どもとともに出迎え、「もう大丈夫だよ」などと声をかけ、涙を流しながら抱き合い再会を喜びました。 ヴィルリッチさんは持病で定期的に薬を服用する必要があり、ロシアによる軍事侵攻が始まった翌日の先月25日に日本への避難を決断したということです。 その後、ポーランドとフィンランドを経由し今月2日に日本に到着しましたが、新型コロナの検査で陽性となり、ホテルでの待機期間が終了した10日、入国しました。 ヴィ