2009年7月1日に開催された「IT Japan 2009」で、評論家・ジャーナリストである田原総一朗氏が「危機からの脱出と再生のために」と題して基調講演を行った。田原氏は、日本は世界に誇る技術力を持つため、今後10年の日本経済は前途洋々と見る。だがその一方で、日本人は自分の頭で考える主体性に欠け、戦略性にも劣るため、その世界最高の技術を世界に広めることが難しいと指摘した。 孫正義氏が見据える2018年の世界 「2018年に人間の脳細胞の容量をコンピュータが超える。つまり、コンピュータがモノを考える時代が到来する。そうなると、人間はいらなくなるかもしれない」。 2009年3月にソフトバンクの孫正義社長に取材した田原氏は、こんな興味深い話を耳にした。まだパソコンが「マイコン」と呼ばれ、専門家や企業の担当者さえ、それが単なる遊び道具にしか映らなかった1980年代のソフトバンク創業期から、パソコ
「ちょっと前から2ちゃんねるの運営に関して僕のやることがほとんどなかった」 というのが、“元”管理人・ひろゆき(西村博之)が「2ちゃんねる」を手放したもっとも大きな理由だそうだ。 2ちゃんなんて見ないさ、という向きにはまるで興味のない話題だろうが、今年、ひろゆきは同サイトをシンガポールのパケット・モンスター社に譲渡した。 なんでシンガポールなのかといえば、〈日本にいると日本の状況が悪くなっているときに「日本の状況が悪くなっている」と言いづらくなる気がしているからです。(中略)日本に基盤を置いている限り結局、客観的な基準でモノを言えなくなる可能性がある〉。 そんなようなことが、本書の冒頭でちょろっと書かれている。彼は2ちゃんねるを捨てちゃいない。タイトルに偽りありなわけだが、まあ、最近の新書じゃ珍しくないし(それもどうなんだ、って話だけど)ひろゆき自身もあとがきで、出版社の意向だから生暖かく
図1●Android端末の基本機能。左上から時計回りに,起動時,GoogleMaps,YouTube,Gmail,ストリートビュー,検索の画面 この記事が公開される2009年7月10日,いよいよ日本初のAndroid搭載携帯電話端末「HT-03A」がNTTドコモから発売される。HT-03Aは台湾HTC社製で,Google検索,Googleマップ,Gmail,YouTubeといったGoogleの各種サービスが組み込まれている(図1)。 「Android Market」(図2)では,好みのアプリケーションをダウンロードして自由にインストールできる。Android Marketには,世界中のデベロッパーが開発し登録したアプリケーションが公開されている。開発者にとっては,自分が開発したアプリを世界中のAndroid端末に向けて配信できるという,大変魅力的な仕組みである。 読者も気付いていると思うが
新聞業界の販売部数や収入や利益がかなり不透明なのは周知の通りです。とくに販売部数の裏舞台は魑魅魍魎が蠢く世界で、何人かのチャレンジャーが挑んでいますが、強烈な防衛線の前に返り討ち状態になっています。今日はそんな事にチャレンジしようとは思っていませんので、ゴチゴチの公式データをまず紹介します。どれだけゴチゴチかと言えばソースは日本新聞協会だからです。 引用するのは新聞の総売上高の推移です。 年 新聞業計 販売収入 広告収入 その他収入 1997 25293 12903 9127 3264 1998 24848 12297 8584 3337 1999 24688 12876 8448 3365 2000 25223 12839 9012 3372 2001 24890 12858 8687 3345 2002 23721 12747 7709 3265 2003 23576 12640 75
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