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ブックマーク / sessai.cocolog-nifty.com (6)

  • 大阪維新「船中八策」の「馬脚」 - 雪斎の随想録

    ■ 大阪維新の会の「政策綱領」が世に出た。 これを「船中八策」と呼び習わしたのは、率直に愚昧、軽薄の沙汰であろう。 雪斎は、坂龍馬に自分を仮託しようという政治家を信用しないことにしているので、これが橋下徹大阪市長の意向での命名でならば、その時点で橋下市長に対する評価は「暴落」である。龍馬は、「設計図は書いたかもしれないが、実際の建築には携わらなかった」人物である。「体制を考えた人々」と「体制を作った人々」の間には、途方もない開きがある。 橋下市長の「失速」は、意外と早かったようである。こういう政策綱領を出してくること自体、彼らが、きちんした政策吟味をしていないことを暴露している。 ◇ 統一性の薄い全体像 「船中八策」は、「それを、どのように実現するか」という考慮が、まったく働いていない文書である。首相公選制度の導入には、憲法改正の手続きが要る。先に、参議院廃止と打ち上げてしまった後で、参

    大阪維新「船中八策」の「馬脚」 - 雪斎の随想録
  • 政権交代の「クーリング・オフ」 - 雪斎の随想録

    ■ ひさしぶりに、政治ネタいがいのことを書く。 過日、発注していたハイエンド・ヘッドフォン 「SENNHEISER HD-800」が到着した。 諭吉先生16人分という代物である。 ヘッドフォンという部類では、これ以上の高額のものはない。 デフレの御時世に、とんだ散財をしたものである。 物欲に淡白な雪斎であるけれども、「まあ、いいであろう…」ということにしておく。 まだ、エージングは済んでいない。 きちんとした仕上がりができたら、「ブルックナーの世界」が待っている。 楽しみである。 ■ 民主党内閣が壊滅すれば、「政権交代可能な政治風土」の定着は、間違いなく遠のく。 2009年以降の現在の民主党内閣が「第一期政権」であるとすれば、それは、今のままならば遅くとも2012年は終止符が打たれるはずである。問われるべきは、「第二期政権」の時期は、果たしてあるのかということである。これは、「第一期政権」

    政権交代の「クーリング・オフ」 - 雪斎の随想録
  • 民主党における「馬鹿の四乗」 - 雪斎の随想録

    ■ 民主党が「直近の民意」に揺さぶられるとは…。「4の字固め」をかけたつもりが、逆にひっくり返されて悶絶の表情を浮かべるレスラーのようなものである。 □ 補選敗北、首相の求心力低下は否定できず 今回の衆院選北海道5区補選は、民主党にとって小沢氏が選挙戦に関与せずに臨んだ国政選挙という意味合いもあった。 党内には「候補者の知名度不足は決定的で、敗北は織り込み済みだ」と菅首相を擁護する声もある。岡田幹事長は24日午前、徳島県小松島市で記者団に「補選で一喜一憂することはない」と強調した。 中略。 首相の求心力低下は否めず、首相に近い議員からも「菅首相のもとで早期に衆院を解散しようという意見は完全に消えた」との声が上がっている。(2010年10月25日01時08分 読売新聞) 雪斎は、この「織り込み済み」という発言をした民主党政治家の実名を知りたい。 それは、選挙敗北を受けたコメントの中では、最も

    民主党における「馬鹿の四乗」 - 雪斎の随想録
    deadcatbounce
    deadcatbounce 2010/10/27
    民主党内閣の「失政」の尻拭いは、2012年に始まったとして2025年までは続く
  • 勝つと思うな。思えば負けよ。 - 雪斎の随想録

    前原・クリントン会談で「尖閣は日米共同防衛の範囲以内」と再確認された。菅・オバマ会談でも、この再確認を 受けて、日米連携で一致した。 □ 日米首脳、「尖閣」連携で一致…普天間合意推進 読売新聞 9月24日(金)12時3分配信 【ニューヨーク=東武雄、志磨力】菅首相は23日夕(日時間24日朝)、ニューヨーク市内のホテルでオバマ米大統領と約1時間会談した。 両首脳は、沖縄・尖閣諸島沖での中国漁船衝突事件で日中間の緊張が高まっていることに関連し、中国の動向に日米ともに関心を持って注視し、緊密に連携していくことで一致した。 尖閣諸島への日米安全保障条約の適用については、クリントン米国務長官が同日午前(同23日夜)の前原外相との会談で言及しているため、「それを前提に首脳会談が行われた」(首相同行筋)という。一方で大統領は「中国との協力関係も大事だ」と述べた。 沖縄県の米軍普天間飛行場の移設問題につ

    勝つと思うな。思えば負けよ。 - 雪斎の随想録
    deadcatbounce
    deadcatbounce 2010/09/25
    尖閣問題について。どちらかと言えば勝ったのは日本という認識は大体同じ。
  • 「野党」に耐えられない人々 - 雪斎の随想録

    ■ 鳩山邦夫さんが自民党を離党したそうである。 「結局、元に戻ったのであろう…」というのが率直な感想である。 彼は、民主党結成の際のコア・メンバーだった。 野党としての自民党の戦略は、「相手を自滅させる」ということ以外にはない。解散の大権を民主党が握っている以上、民主党は、何が起ころううとも向こう三年間は「与党」であり続けられる。国民の支持ということを度外視すれば、鳩山由紀夫内閣は、あと三年半は続けられる。このことから判断する限りは、政局の主導権は、常に与党の側にある。これは厳然たる現実である。だから、自民党は、その間は、我慢に徹しなければならない。その点では、現在の谷垣総裁、石破政調会長という布陣は、決して悪くない。彼らは、間違いなく、「失点を極限できる」はずだからである。 日には、自民党や民主党云々ではなく、「与党」を支持する層が相当な程度まで存在する。だから、普通に考えれば、与党の

    「野党」に耐えられない人々 - 雪斎の随想録
    deadcatbounce
    deadcatbounce 2010/03/19
    「面白い」政治家である。彼は、「国民の運命」を玩具にしながら、道楽をやっている風情である。齢六十にもなって坂本龍馬に自ら擬えるのは、「政治的な未成熟」の現れでしかないとおもうけれども
  • 民主党政権は、「米国債」を買わない…。 - 雪斎の随想録

    ■ 民主党代表選挙は、鳩山、岡田両氏でぶつかることになりそうである。また、「昔の名前で出ています」を繰り返すことになるわけである。自民党サイドからすれば、どちらも、「余り怖くない」相手になりそうである。どちらも、元は、自民党竹下派に籍を置いていた人物である。どちらも、「格差社会」の上流の人物である。民主党の「説得力」を伝えるのには、果たして適切なのか。雪斎が民主党政治家の中で面白いと思っていたのが、河村たかし氏であったけれども、この「無茶苦茶な」人物も、今では名古屋市長に転身して「永田町」から去ってしまった。 ところで、民主党に関していえば、代表選挙云々よりも、次のニュースの意味を考えるべきであろう。 □ ドル建て米国債は購入せず 民主・中川氏が発言 【ロンドン13日共同】英BBC放送は12日、民主党の「次の内閣」財務相である中川正春衆院議員が、民主党政権が誕生すれば「ドル建ての米国債を購

    民主党政権は、「米国債」を買わない…。 - 雪斎の随想録
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