以前のエントリで「ibus-mozc を使う。」というのを書いているのですが、このときは mozc を ibus 経由で利用します。と、いうネタが基本でしたが「僕はかな入力の人なので、かな入力時の “ー” 問題ががあります。」と書いています。 その時は xmodmap で以下の設定を行うことにより回避していました。詳細についてはリンク先のエントリを読んでみてください。 しかし、最近の ports-current を利用していて、とあるタイミングから USB キーボードを抜き差しすると上記 xmodmap の設定がチャラになって(消えて)しまう事象に悩んでいたのであります。 色々調べてみると xorg.conf の設定で hal を利用していた場合に原因があることが解ってきました。以下に事象を箇条書きにしてみます。 o. USB キーボード利用時に(USB KVM などで)キーボードの抜き差
ディスプレイサーバー開発プロジェクト「Wayland」のKristian Hogsberg氏は10月22日、「Wayland 1.0.0」およびそのリファレンス実装「Weston 1.0.0」を公開した。ディスプレイサーバーとしての基本的な機能がそろい、今後の開発に向けたベースになるリリースという。 Waylandは2008年にHogsberg氏が開始したプロジェクト。LinuxなどUNIX系OS向けのデスクトップ画面描画を行うディスプレイサーバーおよびそのプロトコルで、X Windows Systemの置き換えと位置付けられることもある。モダンなソフトウェアアーキテクチャへの対応、軽量さ、簡素化などを特徴とし、UbuntuやFedoraなどが採用を計画している。 Wayland 1.0についてHogsberg氏は、プロトコルに基本的な機能が揃い、今後新機能を構築する土台になると説明してい
Xサーバ1.7→1.8、HAL から udev 2010年1月5日 @ 1:00 午前 · カテゴリー: linux, ubuntu Ubuntu 9.10 では /etc/X11 ディレクトリから xorg.conf が消えてます。 以前はグラフィックドライバなどの関係でこのファイルの中身をいじっていたけれど、最近は何もせずとも Compiz が使えたりするので、これに関してはまったく気に留めていませんでした。 しかし、Wacom の新Bambooを動かそうとする過程で思い出したのは、この xorg.conf に Ubuntu 7.10 の頃は wacom の名前がズラズラと記載されてたこと。 一方で、現在 wacom ドライバに関して HAL だとか fdi とか udev ルールみたいなわけがわからない用語がビシバシ出てくる。 こりゃ、この辺りの仕組みをざっと簡単に押さえておいたほう
Linux Daily Topics 2010年11月9日UnityはXじゃなくWaylandで─Natty Narwhalはいったいどんなバージョンに? 来年4月にリリースが予定されている"Natty Narwhal"ことUbuntu 11.04、つい先日、ユーザインタフェースをGNOME ShellではなくUnityに変更するというアナウンスがなされたが、かのMark Shuttleworth氏はふたたびNattyに関する大胆な発表を行った。UnityはX Window SystemではなくOpenGLベースのディスプレイ管理システム「Wayland」で動くというのだ。 「Unity on Wayland」(Mark Shuttleworth Blog Archive Thursday, November 4th, 2010) URL:http://www.markshuttlewor
X Window System向けのウィンドウマネージャとして歴史の長いものの1つに、twmがあります。twmはX標準のウィンドウマネージャとしても利用され、緊急用のウィンドウマネージャとして多くのディストリビューションに含まれています。 twmの開発はほぼ停止状態といっても過言ではないのですが、2010年1月3日、freedesktop.orgのMLに「[news] TWM — Revised Edition — Again」というメールが投稿されました。投稿者はEeri Kask氏。メールの内容は、「twmを改良し、XRenderにも対応させた」というもの。 Kask氏は2008年にもtwmのパッチを同MLに投稿しており、パッチ適用後のtwmのスクリーンショットなども投稿されています。twm愛好者の方は試してみてはいかがでしょうか?
Xorg7.4のキーボード設定をkwsk その1の続き。 で話は戻る。 俺はxorg.confに以下のように設定していたわけだ。 Option "XkbRules" "xorg" Option "XkbModel" "jp106" Option "XkbLayout" "jp" #CTRLとCAPSLOCK入れ替え Option "XkbOptions" "ctrl:swapcaps" これをXorg7.4でもXKBに伝えてやればいいのだが、方法は3つある。 1. haldを通して伝える。 2. haldを通さず、xorg.confから伝える。 3. haldもxorg.confも通さず、直接伝える。 1. haldを通して伝える場合。 従来のxorg.confで書いていた設定をhald向けに書き直す必要がある。 設定ファイルは/usr/local/etc/hal/fdi/policy/に
仮想コンソールとXorgの複数起動 仮想コンソール関係がよくわかってなかったのでまとめ 仮想コンソール、tty(端末)、端末エミュレータ tty(端末)(コンソール) -------- 一般的には、(主に)文字をコンピューターに入力したり、逆にコンピューターからの出力を表示したりする装置、表示するのはキャラクタ、GUI端末もあるみたいだけど 仮想コンソール ---------- 上のttyは上記のような機能を持った装置は物理的なものなので、これを一般的なPCなどで同じようにOS上で動作させるために仮想的に作ったもの。 端末エミュレータ -------- 端末をエミュレートするソフト、Xでゆうとxtermやkterm等など 広義でゆうと仮想コンソールも端末エミュレータと同じようなものみたい、だけど仮想コンソールはunixではデバイスドライバとして入っているのと syslog メッセージの出力
2009年3月、ThinkPad X200s (7465CTO) を購入した。 これまで使っていた X60s を、職場での Windows XP 英語版環境の検証用に回した事もあり、 Linux 専用の新しい note を数ヶ月前から物色していた。 Mac でない note pc の中では ThinkPad が様々な点で満足度が高かったので、今回も ThinkPad X series をセレクト。 Lenovo の某 club に入会していることに加えて決算期で非常にお買い得になった(想定金額をあっさり下回った)ので 2009年2月25日発注。3月10日到着。構成は以下の通りでなかなか豪勢だと思う。 プロセッサー: インテル Core 2 Duo プロセッサー SL9400 (1.86GHz 1066MHz 6MBL2 ) モバイル インテル GM45 Express チップセット 初期導
非力なPCでも軽快に動作する統合デスクトップ環境の一種で,Lightweight X11 Desktop Environmentの略称です。2009年1月に登場した「KNOPPIX 6.0.0」(写真)が標準採用しました。 統合デスクトップ環境とは,LinuxにおいてGUI(Graphical User Interface)環境を実現するために必要な「ウインドウ・マネージャ」や「ファイル管理ソフト」などのソフトウエア群をひとまとめにしたもの。もっとも普及しているのが「GNOME」(GNU Network Object Model Environment)で,FedoraやUbuntuなどが標準搭載しています。 LXDEは,2009年2月にリリースされたばかりの「Debian GNU/Linux 5.0」がオプションでインストールできるようにするなど,今後普及が見込まれています。
LXDE は、Lightweight X11 Desktop Environmentの意で、軽量で高速なデスクトップ環境です。ユーザーフレンドリーで、リソース消費も少なくスリムに設計されています。LXDEは、他のリッチなデスクトップ環境に比べて、RAMやCPUの利用が少なくなっています。LXDEは、他の高度に統合されたデスクトップ環境と比べると組み立て構築的で、それぞれのコンポーネントは独立的で、相互の従属性は低い傾向にあります。そのため、LXDEをディストリビューションやプラットフォームに導入するのは容易です。 2013年、LXDEの開発者たちは、Qt環境への移植のためのサイドプロジェクト(LXDE-Qt)を始め、razor-qtとの協力を始めました。その結果、2014年に LXQt 0.7.0をリリースしました。 なお、LXQt のリリース後も、GTK+ 2環境向けに LXDE は存続
RX1には"AlpsPS/2 ALPS GlidePoint"なるタッチパッドがついてて、これがsynapticsドライバで動くんだけど、今までxorg.confでSHMConfig=trueにしてgsynapticsやsynclientでタップを無効にしてたわけだ。 なんでタップがいやなのかと言うと、当たっちゃうんだよ指が。 で、これがubuntu8.10になると、xorg.confのほうの記述は全部消されます。hal経由でどうも全部自動で設定されるらしい…ってのは素晴らしいんだけど、タップを無効にする方法がわからない。 で、色々やってみたら、 xinput set-int-prop "AlpsPS/2 ALPS GlidePoint" "Synaptics Tap Time" 32 0 これで止めれる*4。 つまりxinputを使って値を替えるわけだ。ここではMaxTapTimeに
Introduction A touchpad, and clickpad is a built-in input device for laptops that is used as a computer mouse. Synaptics is a driver for these. Default clickpad gestures The default gestures are: Single finger press on the top 80% of the clickpad surface = primary click Two finger press on the top 80% of the clickpad surface = secondary click Two finger movement vertically = scroll vertically Two
[English] ■ linux on VAIO PCG-TR2 ここでは、Sony のVAIOノート PCG-TR2AP3 にlinuxを入れる際の注意点をまとめておきます。 筆者はVAIOを使用するのははじめてですが、さすがに前評判どおりくせのあるマシンなので ハードが無事動くようになるまではいろいろと調整が必要であるため、 最低限kernel再構築ができる程度の知識を持っていることを前提としておきます。 [Topic] ・Tips on Fedora Core3 - FC2からのアップグレード - ATOK for linux (atokx2) の導入その2 (IIIMECFとか) - FC3でのkernel再構築 - 開発におけるgettextの問題 ・Tips on Fedora Core2 - ATOK for linux (atokx2) の導入 - kernel2.6.1
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