模擬選挙の普及に取り組む教員らでつくる「模擬選挙推進ネットワーク」が、全国の学校で有権者を含む子どもたちが行った衆院選の模擬選挙の結果を発表した。比例代表の得票を集計するとトップは自民党。2位は希望の党だった。 同ネットには10月30日夕までに高校19校を含む小学校~大学計30校の6213人の投票結果が寄せられた。このうち比例区の有効票を集計し、全国11ブロックの比例区の得票数を合算した実際の衆院選の結果と比べた。 その結果、トップは実際の選挙と同じ自民党で、得票率は36・3%(実際の選挙では33・3%)だった。2位は希望の党で得票率19・3%(同17・3%)、3位は立憲民主党で得票率11・7%(同19・9%)と、実際の選挙と2、3位が逆になった。 4位は共産党で8・9%(同7・9%)、5位は公明党で7・7%(同12・5%)で、4、5位も実際とは入れ替わった。 各党への投票理由を聞くと…