数々の有名企業を渡り歩いた辣腕社長がなぜ暴行事件を起こしたのか? 日本マクドナルドホールディングス(HD)元社長の原田泳幸容疑者(72)が5日、都内の自宅で妻でシンガー・ソングライターの谷村有美(55)をゴルフクラブで殴打し、警視庁渋谷署に暴行容疑で逮捕された。上場企業で日本人トップの報酬をもらっていたこともある経済界の“スーパースター”が、DV(家庭内暴力)によって失脚の時を迎えようとしている。 【写真】会見する夫の原田泳幸容疑者 突然の逮捕に経済界が揺れた。エンジニアとしてキャリアをスタートさせた原田容疑者は転職を繰り返し、1990年代に業績がどん底だったアップルコンピュータ(現アップル)で、故スティーブ・ジョブズ氏のもと米国の本社副社長として経営改革を断行。日本法人の社長としてもアップルのその後の躍進を支えた。 2004年にはマクドナルド本社からヘッドハンティングされる形で、日本マク
「ショッピング・イズ・エンターテイメント」と吹聴する楽天的な人々がいるならば、私は「スーパー・イズ・エンターテイメント」とくぐもった声で叫ぶだろう。 私が住む板橋区の辺境はスーパーの激戦区だ。数年前に西友がオープンしたとき、街全体が屋外広告に染まった。 自転車で10分以内の距離に、大きなスーパーだけでも13店舗もあるからだ。オーケー、イオン、イトーヨーカドー、サミット、ヨークマート、ライフ、三徳、ドン・キホーテ、ダイエー、ベルクス、東急ストア、東武ストアに西友。これほどのスーパーの雄が東京と埼玉の狭間にひしめき、胃袋の天下を争っている。 スーパーは万単位の商品が並ぶひとつのプラットフォームだから、どの店も大差はないだろうと思うかもしれない。果たして、どの店も同じだろうか。私はスーパーで働いたことも、関連した仕事をしたこともない。ただのスーパーに興じる一消費者として、これから検証を進めていき
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