ツイート 誰も知らない戦後日本 「最大の秘密」がいま明らかになる! 世の中、思いもかけぬことが起こるものです。 たった一年前には誰も予想できなかったことですが、今年〔二〇一八年〕の三月、朝鮮半島で突如として南北の劇的な緊張緩和が始まり、あれよあれよという間に、六月には歴史的な米朝の首脳会談までが実現してしまいました。 平和条約締結へのタイムテーブルはまだわかりませんが、「終戦宣言」そのものは、いつ出されてもおかしくない状況となっています。 実は私たちの暮らす「戦後日本」という国にとって、これは本来、半世紀に一度訪れるか訪れないかと言っていいほどの大きなチャンスのはずなのです。 なぜなら私が本書のPART1『知ってはいけない隠された日本支配の構造』のなかで詳しく述べたように、現在の日本とアメリカの間に存在する異様な従属関係の本質は、いまから七〇年近く前、日本の独立直前に起こった朝鮮戦争の中で
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神は、脳がつくった 200万年の人類史と脳科学で解読する神と宗教の起源 作者: E.フラー・トリー,寺町朋子出版社/メーカー: ダイヤモンド社発売日: 2018/09/27メディア: 単行本この商品を含むブログを見る神は脳がつくったとはいうが、だいたいの感情や概念は脳が作っとるじゃろと思いながら読み始めたのだが、原題は『EVOLVING BRAINS, EMERGING GODS』。ようは「具体的に脳が進化していく過程でどの機能が追加された時に、神が出現したのか?」という、人間の認知能力の発展と脳の解剖学的機能のを追うサイエンスノンフィクションだった。神は主題ではあるが、取り扱われるのはそれだけではない。 認知能力が増大した5つの変化 本書では主に、認知能力が増大した5つの重要な段階を中心に取り上げていくことになるが、最初に語られるのはヒト属のホモ・ハビリスである。彼らは230万年前から1
バチカン近現代史ローマ教皇たちの「近代」との格闘 松本佐保 著 フランス革命以降、「政教分離」を推進する近代国家の登場で、ローマ教皇は領土や権威を失っていく。20世紀に入り、教皇はイタリア政治に介入し続け、ムッソリーニの思惑もあり、バチカン市国が成立する。その後バチカンは、「反宗教」の共産主義を常に敵視。ナチスに秋波を送り、戦後は米国に接近、「人権外交」を繰り広げ、それは「東欧革命」に繋がった。本書は、カトリック総本山バチカンの生き残りを賭けた200年を描く。 書誌データ 初版刊行日2013/6/25 判型 ページ数288ページ 定価946円(10%税込) ISBNコードISBN978-4-12-102221-9 書店の在庫を確認 ❑紀伊國屋書店 ❑丸善&ジュンク堂書店 ❑旭屋書店 ❑有隣堂 ❑TSUTAYA ❑くまざわ書店
3月31 九龍城を見たかった人たちへ贈る〜「香港ルーフトップ」がすばらしすぎる!〜 カテゴリ:すてきな熱中人さんの本ぼくが熱中した! すばらしい本がでた!これは今年最高の写真集だ。いや、ただの写真集ではない。すごいぞ。 この『香港ルーフトップ』、元になった本は "Portraits From Above" という原題で2008年にドイツで出版されている。今回めでたく日本語版ができたというわけ。著者のふたり Rufina Wu と Stefan Canham は "WYNG Masters Award" という賞をこれで受賞している。 さて、そのタイトルの通り、これは香港のビル屋上に建てられた家屋についての本だ。何年か前に海外ニュースで話題になった(CNN記事)のでご存じの方も多いと思う。もちろん香港に行ったことのある方なら「ああ、あれね」と思い浮かぶだろう。ビル屋上に自前で違法に建築された
内容紹介 ヴァルター・ベンヤミンは、近代化以降、「家」もしくは「室内」は、その人らしさを映し出す「痕跡」であるといっている。どんなに乱雑な部屋でも、あるいはある一つの趣味に統一された室内でも、最小限のスペースしかない家であろうとも、家からはそこに住まう人が見えてくる。最小限の家コンビュジエの南仏の小屋。書物を読み書くことを優先させた荷風の偏奇館。放浪作家、林芙美子の終の棲家……。デザイナーや作家などの家を例にとりながら、人と家との関係について探っていく。 また、21世紀となり、私達はもうひとつの室内とも言えるコンピューターを手にした。そのバァーチャルな私的空間も、あらたな私の痕跡である。私だけの守られた場所にいながら、私たちは世界中ともアクセスすることができる、技術の変化とともに、変わっていく「私」の領域。その痕跡についても考える。人にとって居場所、終え、部屋とはなんなのだろうか。人は家に
◎企画・刊行のいきさつ 私の質問にこの本の企画者である平嶋彰彦氏に答えていただいた。まずは平嶋氏のことばを抜粋し紹介させていただこう。 「世田谷美術館を介して桑原甲子雄の著作権代行を2010年頃に頼まれました。日本の公的な美術館はどこでも、制度的に作品以外のものを所蔵しないことになっているようです。そのため、そのまま美術館に置いておくわけにいかず、遺品を引き取ってくれる人を捜したのですが、適当な人がみつからないので、小生に声をかけることになったようです。世田谷美術館は『昭和二十一年東京地図』(筑摩書房)掲載の小生の写真たしか30点ほどを所蔵しています。また『宮本常一写真日記集成』と『宮本常一の撮った昭和の情景』を小生が毎日新聞社在職中につくったことも知っています。おそらく著作権代行が小生にまわってきた背景にはそういうことがあったようにおもいます。 小生は桑原甲子雄とは面識がまったくありませ
ある日あの時の記録の数々 写真が特に好きなわけでも詳しいわけでもない。まったくの素人だ。けれど桑原甲子雄の写真集にはなぜか異様に惹(ひ)かれる。入手せずにはいられない。 大正2年、東京・上野の車坂で生まれ育った人。生粋の下町っ子だ。10代の頃からカメラに興味を持ち、二・二六事件の時は雪の中を隠しカメラで街頭の様子を撮影して歩いた。家業(質屋)にたずさわりながら東京の盛り場の情景を撮り続け、戦後は写真雑誌の編集者として活躍。写真界の興隆に大きく貢献した。平成19年、死去。94歳だった。 『私的昭和史』(上・下巻)はそんな悠々たる写真家人生をズシリとした大判の本におさめたもの。 上巻のページを開くと、じきに胸があやしく騒ぎ出す。今より大きく見える空。アールデコのビル。おびただしい看板、ノボリ、ポスター。電柱(もちろん木製)に貼られた広告。男はみな帽子をかぶっている。女はまだ和装のほうが多い。ず
「社会学や現代思想では、境界線を飛び越えたり、撹乱することが、ここ何十年も流行ってます。でも、あえて内地と沖縄の境界線を引き直したいと思っているんです」 BuzzFeed Newsの取材にこう語るのは、この5月、著書『はじめての沖縄』(新曜社)を出した社会学者の岸政彦さん(立命館大大学院教授)だ。 20年以上にわたり、沖縄をフィールドに研究を続けてきた。 「研究をしていると、必ず沖縄との関係が問われる。直接言われるわけではなくとも、お前は誰なんだ、何しにきたんだと」 「沖縄と内地の間には壁がある。境界線もある。だからこそ、内地の人間が研究する意味は何か、とひとつずつ掘り下げて考えるようになりました」 沖縄には「沖縄以外の都道府県のひと」を意味する「ナイチャー」と、沖縄のひとを意味する「ウチナンチュ」という言葉がある。こういう言い方は、他の地域にはほとんどない。 岸さんは、「はじめての沖縄」
夏野菜がおいしくなる季節には、フランスの煮込み料理・ラタトゥイユを作ってみませんか? ホテルオークラでも大好評だったスペシャルメニューの作り方を、元総料理長・根岸規雄さんに教えていただきました。 「野菜を炒めるときは、思いきってたっぷりのオリーブ油を使うのがポイント。ふたをして弱火でじっくり煮込みます。そうすると夏野菜のうまみ成分がオリーブ油に移って、オリーブ油と野菜のマリアージュが楽しめますよ。作り立てがおいしいですが、私は一晩経ったほうが好み。作って3~4日間はもちます。たっぷり作っておくと、つけ合わせなどにも重宝します。私はパンにのせ、チーズをふって焼くオープンサンドにするのも好きです」 お好みの夏野菜をそろえて、早速スタート! 【材料】(作りやすい分量) なす…4個(360g)、玉ねぎ…1個(200g)、パプリカ(黄)…1/2個(100g)、パプリカ(赤)…1/2個(100g)、ズ
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