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石器時代の顔料「骨炭」、宇宙時代の探査機で活躍 ESA
フランス南部のショーベ洞窟(Chauvet Cave)の壁画の複製画(2012年10月12日撮影)。(c)AFP/JEFF PACHO... フランス南部のショーベ洞窟(Chauvet Cave)の壁画の複製画(2012年10月12日撮影)。(c)AFP/JEFF PACHOUD 【2月14日 AFP】先史時代の人間がかつて洞窟の壁に塗っていた顔料は、太陽の近くを飛行する無人探査機を保護する一助となるという。欧州宇宙機関(European Space Agency、ESA)が12日に発表した。 ESAは、2017年に打ち上げ予定の太陽観測探査機「ソーラー・オービター(Solar Orbiter)」を焼け付くような熱から守るのを助けるために、遮熱板に黒色のリン酸カルシウムを塗装する予定だ。 ESAによると、骨を燃やした炭から作られるこの化合物は、3万年前にフランス南部のショーベ洞窟(Chauvet Cave)の壁画を描くのに使われたのと同じ物質だという。 ソーラー・オービターは太陽に4200万キロの距離まで接近する予定で、その際に
2014/02/15 リンク