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朝日新聞デジタル:アトピー緩和の物質 京大チーム発見、治療薬開発に期待 - テック&サイエンス
今回見つけた化合物を、遺伝的にアトピー性皮膚炎を発病するマウスに飲ませると、症状が目に見えてよく... 今回見つけた化合物を、遺伝的にアトピー性皮膚炎を発病するマウスに飲ませると、症状が目に見えてよくなった(右)。左は飲ませなかったマウス=京都大提供アトピー性皮膚炎の新しい治療薬のイメージ 【鍛治信太郎】外部から体を守る皮膚表面のバリアー機能を高めることでアトピー性皮膚炎をやわらげる化合物を、京都大の椛島(かばしま)健治准教授(皮膚科学)らが初めて発見した。ヒトの皮膚細胞で効果を確かめ、マウスに飲ませて症状を治すことにも成功した。副作用の少ない新しい治療薬の開発につながると期待される。米アレルギー専門誌電子版で17日発表する。 この化合物は、試薬として販売されているJTC801という有機化合物。培養したヒトの皮膚細胞に加えると、皮膚表面で作られバリアー機能を支えるたんぱく質「フィラグリン」の量が約10倍に増えた。 さらに、遺伝的にアトピー性皮膚炎になる特殊な家系のマウスに、発病する生後
2013/09/17 リンク