イギリスでは、1945年8月15日は「VJ Day」もしくは「Victory over Japan Day(日本に対する勝利の日)」と呼ばれる。日本の降伏による第2次世界大戦の終結に、英米の各地がどう反応したか、写真で振り返る。
日本の降伏によって第2次世界大戦が終結してから75年を記念する式典が15日、英中部スタッフォードシャーにある戦没者追悼の国立記念植物園で行われた。チャールズ皇太子が、2分間の黙祷(もくとう)を先導した。
小野田少尉は1974年3月9日、やっと自らの剣を引き渡した。29年間、フィリピンのジャングルで持ちこたえた。日本に帰国後のインタビューや手記では、日本が降伏したことを受け入れられなかったと述べた。 部外者には小野田は狂信者に見えた。しかし帝国時代の日本では、彼の行動は完全に理にかなっていた。小野田は決して投降せず、天皇のために死ぬと誓っていた。女性を含めた他の国民も全員、同じ事をするはずだと彼は信じていた。 だがもちろん、そんなことはなかった。1945年8月15日、日本の最高神である裕仁天皇は、天皇として前例がなかったことをした。ラジオに現れたのだ。原子爆弾が広島と長崎を破壊していた。2つ目の原爆が投下された日、ヨシフ・スターリンが日本に宣戦布告した。ソビエト連邦軍はすでに、満州を席巻していた。数週間以内に、ソ連軍は北海道に上陸するとみられた。裕仁はアメリカへの降伏が最善の選択だと受け入れ
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