京都市の「京都アニメーション」のスタジオが放火された事件で、埼玉県によりますと、青葉真司容疑者は平成7年から10年までの3年間、埼玉県の非常勤職員として働いていたということです。 所属は文書課で、県の本庁舎にある部署や出先機関を回って文書を集配する、メールボーイと呼ばれる業務を担当していたということです。 3年間一緒に働いた上司の女性は青葉容疑者の印象について「真面目で会話もてきぱきとしていて、本当に良い青年という感じでした。よその部署と接する機会が多い職場でしたが、トラブルもありませんでした」と話していました。 事件については「本当に素直な青年だったし、小説やアニメの話も聞いたことがなかったので本当に信じられないし、なぜ事件を起こしたのか理解することができません。20年余りの歳月で、どう変わってしまったのか私自身も知りたいです」と語っていました。 メールボーイの業務は平成10年に経費削減