米環境保護団体「シー・シェパード」が導入した捕鯨抗議船ボブ・バーカー号(ジョアン・マッカーサー氏撮影、シー・シェパード提供・共同) 米環境保護団体「シー・シェパード」は6日までに、日本の捕鯨活動を妨害する目的で、元米テレビ番組司会者から得た巨額献金で新たな高速船を導入したと発表した。 同団体によると、人気ゲーム番組の司会者として活躍したボブ・バーカーさんが総額500万ドル(約4億6千万円)を献金。船名にはバーカーさんの名前を採用した。 ノルウェーで建造された1200トンの捕鯨船を購入し、抗議船として使うために改造。燃料補給なしで3カ月間の活動が可能だという。抗議船に随伴するヘリコプターの購入費もバーカーさんが拠出。これには動物愛護団体主催者の名前が付けられた。 スティーブ・アーウィン号、アディ・ギル号に続く抗議船の導入となり、南極海で行っている日本の調査捕鯨船団への妨害行動に加わる。同団体