「消費されると、街は終わりなんだよ」と、見えないピンチを迎え始めたハモニカ横丁に爆弾を落とすべく、びっくり作戦を立てていた手塚さん。「今の吉祥寺にいらないのは、客」と、この街で暮らす三浦さんの爆弾発言。ええ? 吉祥寺って「住みたい街第1位」じゃなかったんですか? 2人が揃って高円寺を面白いというのはなぜ? 「まちづくり」「マーケティング」の固定観念を叩き壊す対談、いよいよ最終回。 手塚一郎(Ichiro Tezuka) 1947年、栃木県生まれ。国際基督教大学卒。79年、吉祥寺にビデオ機器販売店を開店。81年にビデオ・インフォメーション・センターを設立。98年、吉祥寺駅前のハモニカ横丁に「ハモニカキッチン」を開店。現在は同横丁内だけでも10店を展開。 三浦 展(Atsushi Miura) 1958年、新潟県生まれ。一橋大学社会学部卒業後、パルコに入社、情報誌「アクロス」編集長を務める。9