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ブックマーク / takoratta.hatenablog.com (8)

  • データを解き放て 〜 オープンデータで行こう - Nothing ventured, nothing gained.

    津田くんという若者がいる。石巻に住む大学生だ。釣りが好きなので、周りからはフィッシュと呼ばれている。 彼はイトナブという石巻の次世代を担う若者を対象にした拠点でプログラミングを勉強している。 IT技術を学ぶ東北Tech道場の成果発表会が先週東京で行われたのだが、そこで彼が披露したアプリケーションが「つなっぷ」だ。石巻市内でこのアプリを起動すると、その地点での東日大震災の際の津波の高さを教えてくれる。残念ながら、データの関係で、このアプリは石巻限定だ。 アプリ制作のうちプログラミング部分でも難儀していたようだが、津波データの取得にも苦労したらしい。 石巻市内の各地点での津波データは公開されていない。そこで彼は石巻市役所に掛けあって、そのデータを入手した。もらったのは紙に印刷されたデータ。それを彼は1日半かけて自分でデジタルデータとして入力した。 東北Tech道場の成果発表会で私は彼に次のよ

    データを解き放て 〜 オープンデータで行こう - Nothing ventured, nothing gained.
  • ハッカー文化が日本を救う - Nothing ventured, nothing gained.

    吉岡弘隆さんという人がいる。IT業界では「カーネル読書会」の主宰者として知らない人はいないほどの有名人だ。実は吉岡さんはDECという会社での私の大先輩だ。 私がソフトウェア部で顧客向けのシステムの開発や販売をしていたころから社内で積極的に発言をされていたし、研究開発センターに異動した後は少しだったけれど一緒のオフィスにいさせていただいたこともある。まぁ、恐れ多い存在でほとんど口もきけなかった。 そんな吉岡さんのDEC後の活躍はブログや各種ソーシャルメディアを通じて知っていたが再会したのは数年前のデブサミ*1でのこと。その時、吉岡さんはコミュニティのライトニングトークに参加していたか何かで和服を着ていて、いつものようにニコニコとしていた。良い年齢してよくやるなぁと思っていたのは今だから話せる内緒の話。 そんな吉岡さんと一緒に活動する機会を得たのは、Hack For Japanのおかげだ。楽

    ハッカー文化が日本を救う - Nothing ventured, nothing gained.
  • HTML5のストレージ技術とプライベートブラウジング - Nothing ventured, nothing gained.

    Web SQL Database、Local Storage、Session Storage(いずれもWeb Storageで規定)のそれぞれのストレージ技術が各ブラウザのプライベートブラウジングモードで使えるかを試してみた。 プライベートブラウジング プライベートブラウジング機能はWebの閲覧記録を一切残さない機能であり、各種ブラウザで実装されている。 Internet Explorer: プライベートブラウジング(InPrivateモード)。8.0から実装。 Firefox: プライベートブラウジング。3.5から実装。 Opera: プライベートブラウジング。10.50から実装。 Safari: プライベートブラウジング。2.0から実装。 Google Chrome: シークレットモード(Incognito Mode)。1.0から実装。 同じプライベートブラウジングとは言っても、実際の

    HTML5のストレージ技術とプライベートブラウジング - Nothing ventured, nothing gained.
  • ネット時代のメディア戦略 ― FeedJournalとTumblrに見る編集権の分散 - Nothing ventured, nothing gained.

    前回まで: ネット時代のメディア戦略 ― 垂直統合から水平分散へ ネット時代のメディア戦略(その2) ― メディアを支える3つ“C” 前回、「ブログなどに代表されるマイクロコンテンツの役割を考えてみる」と書いたが、予定を変更して、編集権の分散について考えてみたい。 ネット時代のメディア戦略(その2) ― メディアを支える3つ“C”で次のように書いた。 ポータルに記事を配信する場合、他社=ポータルに編集権を与えることになるため、複数のコンテナ(ニュースソース)の中からどの記事が選択され、どのようにサイトに掲載されるかはポータル側が決定することになる。 つまり、コンテンツはそれ単体で完結されることが求められるようになり、どのような記事と組み合わされ、どのように表示されるかは、コンテンツ側から制御することが不可能となる。 前回の例では、ポータルやSNSなどのような事業者側に編集権を委ねる、もしく

    ネット時代のメディア戦略 ― FeedJournalとTumblrに見る編集権の分散 - Nothing ventured, nothing gained.
  • ルーティングをSNSで体験できるIP over Social Network - Nothing ventured, nothing gained.

    「体を使った情報授業」で書いたように実際に体を使ってネットワークやOSの動作を学べると良いが、大人になると、なかなかそうもいかない。 ならば、SNSの上でのSocial Graphを利用して、ネットワークの仕組みを楽しみながら学ぼうというアプリケーションが登場した。それが、"IP over Social Network"だ。 現在のところFacebookでのみ動作するが、この"IP over Social Network"は、仮想ルーターを作成し、ほかのFacebook上のユーザーが同じように作成した仮想ルーターとの間でIPv6ネットワークを構成することができる。 IP over Social Networkのメイン画面は以下のようになっている。 赤字で"It has been a long time since you last run the CPU of your router by

    ルーティングをSNSで体験できるIP over Social Network - Nothing ventured, nothing gained.
    fumi1
    fumi1 2009/03/06
  • ネット時代のメディア戦略(その2) ― メディアを支える3つ“C” - Nothing ventured, nothing gained.

    前回(1回目)予告したように、オンラインメディアを支えるコンテンツ(Contents)/コンテナ(Container)/コンベヤ(Conveyer)について、もう少し考えてみる。1回目を読んでいない人はそちらから読んでほしい。→ ネット時代のメディア戦略 ― 垂直統合から水平分散へ 前回にも書いたので繰り返しになるが、一連のこの書き込みは将来別媒体で発表予定であり、そのために自分の考えをまとめるための下書きのようなものなので、多少冗長になったり、矛盾していたり、思い込みであったりするところもあることをご容赦願いたい。 コンテンツ コンテンツはメディアがユーザーに届ける素材そのものだ。前回も例に出したように、新聞社の場合には記事そのものがコンテンツとなる。また、メディアの多くは広告を収入の基盤とすることが多い。新聞を例にとってみてもわかるが、広告が記事と一緒に紙面を飾ることとなる。これもまた

    ネット時代のメディア戦略(その2) ― メディアを支える3つ“C” - Nothing ventured, nothing gained.
    fumi1
    fumi1 2009/02/16
  • ネット時代のメディア戦略 ― 垂直統合から水平分散へ - Nothing ventured, nothing gained.

    この後、何回かに分けて、ネット時代におけるメディアの在り方を自分なりに整理したものを書かせてもらおうと思う。メディア 2.0などとかっこよく書こうとしたが、まだそこまで整理できていないし、「2.0」って今さら使うのもちょっと恥ずかしいので、ネット時代のメディア戦略というタイトルにさせてもらった。 なお、ここで書くものは、将来別媒体で発表の予定がある。そのための一種の下書きのようなものと考えて欲しい。まだ自分の中でも煮詰まっていない部分がある。コメント大歓迎。それこそネット時代のメディアだし。 さて、「次のフェーズにおいてはコンテンツがコンテナよりも重要になる(content will be more important than its container in this next phase)」と言ったのは、AP通信CEOのTom Curley(トムカーリー)だ。実は、2004年の発言な

    ネット時代のメディア戦略 ― 垂直統合から水平分散へ - Nothing ventured, nothing gained.
  • リムーバブルメディアの恐怖 - Nothing ventured, nothing gained.

    昨日の投稿で次のように書いた。 Eye-Fiカードを用いたイメージデータの盗用 今まではEye-FiカードとEye-Fi Manager、そしてEye-Fiサイトにおけるセキュリティ上の問題を説明したが、最後に指摘するのは、Eye-Fiカード自身が悪意のあるツールに成り得るという点だ。 Eye-Fiカードは自分のために用いることを想定しているが、これを配偶者、パートナー、社員などのデジタルカメラのSDメモリとして用いたらどうなるだろう。一般のデジタルカメラ使用者ならば、挿入されているSDメモリカードには注意を払わない。Eye-Fiカードのラベルは読めば、ワイヤレスLAN対応であることがわかるが、気づく人は多くはないだろう。もしくはラベルを替えてしまえば済む話だ。適切に設定をした後に、イメージデータを盗み見したいターゲットのデジタルカメラのSDメモリカードをEye-Fiカードに替えてしまえば

    リムーバブルメディアの恐怖 - Nothing ventured, nothing gained.
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