国内外の低価格ミニノートPC市場で高いシェアを誇るASUSTeK Computer(ASUS)のEee PCブランド。その数ある製品ラインアップの中でも上位機種に相当するのがスリムボディを採用した「Eee PC S101」や「Eee PC S101H」といった通称「Sシリーズ」だ。特に2008年11月に国内で発売されたS101は、当時市場に出回っていたIntel Atom搭載のNetbookとしては非常に薄型軽量、かつ洗練されたデザインに仕上がっており、ASUSがNetbook市場をけん引する存在であることを強く印象づけることに成功したといえる。 ASUSは2009年4月24日、このSシリーズの新しい最上位機種となる「S121」の国内投入を明らかにした。S121はSシリーズならではのスタイリッシュなスリムボディを継承しながら、これまでのEee PCを上回る大画面・高解像度の12.1型WXG