昨今、「保育士不足」が叫ばれています。子供の命を預かる、責任の重い仕事であるにもかかわらず、待遇が見合わないことなどがその理由とされていますが、今回は、実際の保育士さんに聞いた「母親とのコミュニケーション」について、書いてみたいと思います。 F子さんは、25歳の保育士。とある地方の保育園で働いています。日々、忙しいワーキングマザーたちと向き合っているわけですが、その中で「これはどうすればいいの?」と、悩み、時に怒りを覚えることすらある、というのです。 「朝食はカレーパン半分」 F子さんいわく、保育士と保護者をつなぐ「連絡帳」には、園児たちがどのような朝食を食べてきたか、などを記入する欄があるそう。気になるのは、その内容です。 「『朝ご飯』のところに、『カレーパン半分』とか『お菓子』とか、書いてあるんです。それも堂々と。そういうお母さんが本当に多いんですよ。ありえないですよね? 育ち盛りの子