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文化庁の著作権関連Webサイトに表示されていたイラストが、Mac OS Xで表示されるアイコンにそっくりだった件で、同庁は5月26日、無断使用だったと認め、サイト制作の委託先を通じてアップルコンピュータに謝罪した(関連記事1、関連記事2)。 無断使用が分かったのは、文化庁が5月24日に公開したWebサイト「著作権契約書作成支援システム」のトップページにあったイラスト。同サイトは、社団法人の著作権情報センターが文化庁から委託を受け、外部のソフト会社に依頼して作成した。 同庁から指摘を受けた同センターが26日、ソフト会社に問い合わせたところ、無断使用を認めた。このため、同センターの理事がアップルコンピュータに出向いて事情を説明し、謝罪した。アップルは謝罪を受け入れたという。 文化庁の担当者は「言い訳にしかならないが、アイコンは仮のデザインで、修正する予定だった。しかし締め切り直前になってシステ
Samsung Electronicsは5月23日、NANDフラッシュメモリ技術をベースにした初の「Solid State Disk(SSD)」を開発したと発表した。 SSDは業界最高の記録密度の8ギガビットNANDフラッシュをベースにしており、容量は最大16Gバイト。ノートPCやサブノート、Tablet PCに適した省電力で軽量のストレージメディアだとSamsungは発表文で述べている。 SSDの消費電力は現行HDDよりも5%少なく、次世代モバイルPCのバッテリー駆動時間を10%以上延ばせるという。重さは同程度のサイズのHDDの半分以下だ。 また可動部分がないため騒音と発熱を最小限に抑えられるとSamsungは説明している。読み出し速度は57Mバイト/秒、書き込み速度は32Mバイト/秒で、同等サイズのHDDより150%以上高速だという。 SSDは互換性を確保するため、HDDに似た外観に作
5月26日、アキバでデュアルコアCPU「Pentium D 820」の発売が開始された。価格は(確定しているショップで)2万9000円から3万3000円。在庫は各店1~7個とごく少数だが、本日木曜の夜から金曜日にかけての入荷を予定しているショップも多く、週末でも入手できる可能性は十分にあるといえるだろう。 Pentium Dは2つの実行コアを搭載し、2次キャッシュには1Mバイトのバンクを2つ備える。2つの実行コアは、1つの800MHzのFSBを共有する。 ちなみに今回発見したのはラインアップの最下位モデルにあたる「820」だけ。上位モデルと思われる「830」や「840」は店頭の価格表にモデル名のみ記載はされているショップはあったものの、入荷を確認できなかった。 なお、あるショップでは、830のリテール品とバルク品、820のバルク品も今週末に入荷される予定があるとのこと。バルク品はリテール品
Microsoftのセキュリティ専門家によると、企業は従業員がパスワードを書き留めるのを禁止すべきではないという。パスワードをメモすることが禁じられてしまうと、従業員が多数のシステムで同じパスワードを使うことを余儀なくされるというのが同氏の考えだ。 MicrosoftのJesper Johanssonは、オーストラリアのComputer Emergency Response Team(AusCERT)が主催した会議の初日に講演したが、そのなかで同氏はセキュリティ業界がこれまでユーザーにパスワードをメモしてはいけないという間違ったアドバイスをしてきたと述べた。同氏はMicrosoftでセキュリティポリシーを担当する上級プログラム管理者の立場にある。 「皆さんのなかで、パスワードのメモを厳しく禁止するセキュリティポリシーを定めている人は?」というJohanssonの問いかけに、出席者の大多数が
AMDのAthlon 64に続きIntelもXeonやPentium 4 / Pentium D / Pentium XEでEM64T (Extended Memory 64 Technology)をサポートし、かつMicrosoftがWindows XP Professional x64 EditionやWindows Server 2003 x64 Editionを正式にリリースしたことで、いよいよ64bit環境が実用的な射程に入ってきた。 以前から「64bitになれば高速」といった話は多かった訳だが、32bitアプリケーションをそのまま64bit環境で動かした場合と、64bitアプリケーションを動作させた場合の話が混在していた訳で、このあたりは一度整理する必要がある。そこで、いつものベンチマークソフトを使ってのテストではなく、実際にベンチマークソフトをソースからビルドしてその実力
シャープ・亀山工場は、デバイスである液晶パネルの生産から、最終完成品としての液晶テレビの生産に至るまでの「一貫生産」を行なっている、同社デジタル家電事業の中核的拠点だ。 だが、それだけ重要な施設だけに、内部の様子が公開されることは少ない。とくに、液晶パネルの生産棟は、同生産棟の従業員以外、一般社員は一切立ち入りができない厳しい監視体制のなかで運用されている。そこに、同社の液晶パネル生産を支える数多くのブラックボックス技術が蓄積されているからだ。 そして、その隣接地には、同様にパネル生産を担当する亀山第2工場が今年7月から着工の予定で、現在、それを前にした地盤改良工事が進められている。シャープの液晶事業を支えるシャープ・亀山工場を訪ねた。 ■ クリスタルトライアングルを形成
製品価格を比較できるサイト「価格.com」を運営するカカクコムは5月25日,同サイトへの不正アクセスの原因に関して記者会見を開いた。会見では,攻撃元のIPアドレスや詳細な攻撃の手口が判明したことを明らかにした。合わせて,判明した攻撃元のIPアドレスとログ解析情報を,警視庁ハイテク犯罪対策センターに提出したことも公表した。 ただし,詳細な手口については,「同じ手口で他サイトが攻撃される可能性があることや警視庁の捜査に支障を来す恐れがある」(カカクコム代表取締役社長兼CEOの穐田誉輝氏)として一切公表しなかった。同業他社に対しては,「秘密保持契約を結べば,攻撃の手口を公開する」(同氏)とした。 今回の事件では,サイトへ登録しているユーザーのメールアドレス2万2511件が搾取されたが,「サーバーのOSにはパッチもあてていたし,アプリケーションの構造にも問題はないため,当社に過失はない。スパム対策
製品価格を比較できるサイト「価格.com」が不正侵入された「価格.com事件(価格.com問題)」。5月14日以降閉鎖した同サイトは5月24日の夜,一部を除いてサービスを再開した。翌5月25日には,この件については最後になる可能性がある記者会見が開かれた。 本稿では,現時点(5月25日)までの経緯を,その都度,記者が考えたことを交えてまとめたい。後述するように,不正侵入された原因などについては一切明らかにされていない。だが,筆者はこの対応に強く疑問を感じた。顧客への説明責任を果たし,また,類似の犯罪を防ぐためにも,情報をもっと公開すべきではないか。 今回の事件を機に,サイト管理者はセキュリティ対策を改めて確認しておきたい。不正侵入を許せば,被害者でありながら加害者になる可能性があるのだから。 詳細は未公表の緊急会見 カカクコムが「価格.com」を閉鎖したことを発表したのは5月15日24時(
ストレージ企業の米Iomegaは5月24日、ナノテクノロジーを使った光データストレージと、外部ストレージメディアに関する特許2件が米特許商標庁で認められたと発表した。 このうち「光データストレージのための手法と装置」(米特許番号6,879,556)と題した特許では、反射型ナノ構造を使って高度なマルチレベルフォーマットでDVDの表面にデータをエンコードする技術について解説している。 この技術を使った「AO-DVD」(Articulated Optical - Digital Versatile Disc)では、1枚のDVDに記録できるデータ量を増やすことができ、現在のDVDに比べて40~100倍もの情報を、5~30倍の伝送速度で記録できる可能性があるという。コストは現在のDVDと同じ程度に抑えることが可能。 Iomegaではこれらナノ構造データエンコーディングフォーマットを商用利用できる可能
「当社に過失はなかったが、詳細は明らかにできない」――カカクコムの穐田誉輝社長は5月25日、サイト再開後初めて会見を開いた。「価格.com」を一時閉鎖に追い込んだ不正アクセスの手口や、同社のセキュリティ対策の詳細などは「類似犯を防ぎ、捜査に協力するため」(穐田社長)として一切明かさなかった。記者からは「ある程度情報を開示してもらわないと、他社も対策を取りようがない」などと不満の声が漏れた。 「今回の件は、過失や重過失に類するものではない」――穐田社長は、同社のセキュリティ対策は問題がなかったと強調した。「OSのパッチはあてており、外部のセキュリティコンサルタントも入れるなど、できる限りの対策をしていた。しかし結果として“最高の対策”とは呼べない部分はあったと思う」(穐田社長) 不正アクセスの手口は「判明している」(穐田社長)としながらも「類似犯罪のヒントとなる情報は出したくない」と、詳細は
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