順風満帆の船出が始まったかに見える米国の第二次トランプ政権。対照的に野党民主党、そして全米のリベラル派活動家たちの間では、政権に立ち向かうだけの気力を失い、“虚脱ムード”さえ漂っている。 元大統領夫人の無言の抵抗 20日のトランプ大統領就任式は、前回2017年の時とは様変わりしたものだった。厳寒のため急遽、例年なら数十万人が参加する宣誓式典会場が連邦議事堂前の屋外広場から「ロタンダ」と呼ばれる議事堂内円形大広間に単に変更になっただけではない。 存命の歴代大統領が夫人同伴で列席するのが恒例となっている宣誓式に、今回は、オバマ民主党大統領夫人が欠席した。ミシェル・オバマ夫人は、前回夫とともにトランプ就任宣誓式に出席したものの、昨年選挙では、カマラ・ハリス民主党候補を熱烈支持し、集会やテレビ・インタビューなどを通じ人格批判も交えた徹底的な「トランプ阻止」の行動に出たことで知られる。こうしたいきさ
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