ゲラの山が二つに減ったので、レヴィナスの『困難な自由』の校正にとりかかる。 今年のはじめくらいに受けとったまま、次々やってくる急ぎのゲラに押しやられて、これまで日陰の身に甘んじていたのである。 すまない。 私の本のゲラなんか、ほんとはどうだってよいのである。 レヴィナス老師の翻訳を一日でも早く出すことの方が出版史的には比較を絶して重要性が高い仕事なのであるが、なかなか世の中はそのような常識が通らないのである。 今回の『困難な自由』は1963年の初版を底本としている。 これはもう入手が不可能であろうと思われていたのであるが、奇跡的に発掘されたのである。 そしてここには再版では削除されていた論文が七つ収録されている。 これは今回はじめて訳出される。 再版に際して削除した理由はよくわからない。 論文のいくつかはソ連型社会主義とそれに拍手を送っていたフランスの左翼知識人に対する批判である。 195
今年の夏は、自分のビザの更新が少し手間取ってしまい、意図せず日本に長く滞在することになりました。現在はアメリカに家があり、日本にちゃんとした家がない僕は、結局実家に行ったり、会社のオフィスと兼用のマンションで過ごす事になりました。 8月に入ると、はてなに長く勤めてくれた社員が今月いっぱいで独立して起業する、という話が出て、それは素晴らしい挑戦だ、応援したい、頑張って欲しい、と言いながらも、やはりこれまで長く一緒にやってきた人が居なくなる事を受け止めるのには時間がかかり、その過程で色々な対話をし、改めて自分の仕事や、今の会社を見直すきっかけになった気がします。 8月は自分自身も本社に身をおいて、社内の色々な人と直接対話をしながら仕事をし、そしてお盆には5日間のツール・ド・信州という自転車のイベントを行いました。 アメリカでの生活とは比べ物にならないくらいたくさんの人と接したこの夏は、まるで全
1 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/08/19(日) 18:31:36.47 ID:SsKZLvEY0
「暑い」という言葉を発しない日がないくらいの日々。一番暑い時期とはいえ、さすがにここまで猛暑&熱帯夜が続くと、ぐったりだ。焼け付く日差しがアスファルトから照り返してきて息も苦しくなる。 そんな酷暑のコンクリートジャングル東京で、私たちを癒してくれるキャンペーンが繰り広げられている。なんでも、無料で水をいただけるらしい。灼熱の太陽の中、まさに都会のオアシスの登場だ。 そのキャンペーンの名は「ウォーター・プラネット・キャンペーン」。『オアシスを探せ! 〜水のある生活(くらし)』と題し、原宿を中心とした約30のお店にマイボトルを持っていくと、無料で給水をしてもらえるという。環境に配慮し、ゴミにならないマイボトルを持ち歩くユーザーを応援しようという趣旨で、参加店舗はカフェ、衣料品店、本屋など様々。特に原宿・表参道地域は左の地図のとおり徒歩圏内に17もの店舗が点在。そのほかにも新宿や池袋、神奈川県や
NHK『クローズアップ現代』でここ2日間ほど中国製食品の安全性やコピー商品という今「旬」の話題をテーマに取り上げていたが、さすがにしっかりしたつくりの番組だった。中国性の食品に問題のあるものが多いことはもはや誰でも知っていることで、そのことをことさら騒ぎ立てても情報量としてはゼロである。今ジャーナリズムが本当に明らかにすべき問題は、前から品質が劣悪だったのに最近になって騒がれだしたのか、それとも最近になって品質が急速に悪化しだしたのか、まただとしたらその原因は何か、ということであるはずだ。 『クローズアップ現代』では、中国のうなぎの養殖業者の取材を通じて、高騰する生産コストと上昇しない買い付け価格という近年の中国側業者をとりまく厳しい状況が、これらの業者に不正な手段でコストダウンを行う強いインセンティヴをもたらしているという構図を浮き彫りにしていた。もともと中国産の野菜が日本の市場に入って
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