Location via proxy:   [ UP ]  
[Report a bug]   [Manage cookies]                

タグ

ブックマーク / delete-all.hatenablog.com (304)

  • 80年代、真冬の想い出 - Everything you've ever Dreamed

    両親と僕と弟の家族四人で撮った写真は一枚しかない。1980年(昭和55年)に油壷マリンパークのフォトスポットでカメラマンに撮ってもらったものだ。写真は今も実家の母の寝室に飾ってある。カメラと家族が壊れていたわけではない。スマホやデジカメはなかった。今のように気軽に写真を撮る時代ではなかったのだ。1980年代、父は仕事が忙しかった。平日は朝早く出て行って夜遅くまで働いていたので、顔を合わせることはめったになかった。今も思い出すのは、夜、布団のなかでうとうとしながら聞いた父の運転する日産サニーカリフォルニアの「ぷすぷすぷす」というエンジン音。家族で泊まりの旅行に出かけたのは三回。1980年代前半に伊豆方面に二回、90年代、父が亡くなる直前の京都旅行旅行の写真が残っている。父はカメラを持ち歩いていたが、風景写真が多く、家族の写真はあっても四人一緒に撮影したものはなかった。父は生前デザイナーとし

    80年代、真冬の想い出 - Everything you've ever Dreamed
    gui1
    gui1 2024/12/24
  • とある事業の醜い終焉 - Everything you've ever Dreamed

    品会社の営業部長だが、ときどき、管理業務も任されている。つか、やらされている。契約違反ではなかろうか。今月に入ってから年末をもって契約満了となる事業を任されることになった。年末で終わる仕事を今さら?嫌な予感しかない。契約満了となるのはオーナーと委託契約を結び当社が運営しているレストランである。長年契約更新してきたが、3ヶ月前にオーナーから契約満了(更新の意思なし)を伝えられた。堂は一旦クローズして、工事期間を経て数ヶ月後にリニューアルする予定。リニューアルを機に業態を変えるので当社はお役御免となった。契約満了の事業終了。そこに怨念はない。 とはいっても絡んでいる人はいる。現場で働くスタッフだ。社員数名とパートは十数名。社員は年明けから異動が決定。パートは雇い止めになるけど異動先の紹介で対応。うまくいっていると聞いていたが僕の出番になった。何かが起きている。会社上層部の「トラブルが発生し

    とある事業の醜い終焉 - Everything you've ever Dreamed
    gui1
    gui1 2024/12/24
  • パートさんと現場で働いたら「年収の壁」より厄介な「圧力」の存在に気づいた。 - Everything you've ever Dreamed

    僕は品会社(中小企業)の営業部長、相変わらず現場の人手不足は深刻で、僕もシフトの穴を埋めるためにパートさんと混じって惣菜工場で働いている。今月末までは週2日、年末になると週5日は惣菜工場で稲荷ずしをつくることになりそうだ。営業部長なのに…。なぜこんなことになったのか。理由は二つ。ひとつは、人手不足状況下で人材確保のためにパートスタッフの時給を上げたこともあって、早期に「年収の壁」に達するパートスタッフが増えたからだ。彼らが出勤日数と勤務時間を抑制しはじめたため、シフトが埋まらなくなったからだ。(パートさんの代わりに現場で働いたら「壁」の存在に気付いた。 - Everything you've ever Dreamed) もうひとつは、年末の壁が近づいてきたから。これまでは背に腹は変えられず、パートさん達に頼み込んで無理に出勤してもらっていたが、年末に向けて、勤務日数と時間を抑制するシフト

    パートさんと現場で働いたら「年収の壁」より厄介な「圧力」の存在に気づいた。 - Everything you've ever Dreamed
    gui1
    gui1 2024/11/06
    ふみこふみおの年収の壁解説きたー。つぎは毎年恒例のぐしゃぐしゃケーキ解説かな(´・ω・`)
  • ぼくは脱サラができない - Everything you've ever Dreamed

    脱サラ、脱サラ、脱サラと日々唱和しているので、フィーリングやノリで言っているような印象を与えているかもしれないが、僕の脱サラは思い付きではない。10年前に立案され、着実に実行されてきた計画である。暴走ではない。家族のコンセンサスも得ている。当時、奥様から出された条件は一つ。「現在の生活レベル=収入を維持すること」それだけだ。僕は会社員だ。営業職として28年間働いてきた。その間、会社というクソつまらない仕組みに迎合し、主任、課長、部長という役職についてきた。脱サラの条件は、(A)業の収入(会社員としての収入)より多くの(B)副収入(B)があればオッケーというものであった。つまり「A<<B」である。 10年前、脱サラを目指して副業を始めた。メディアからの執筆のオファーを受けるようになった。これまでずっと途絶えることなく続いている。並行していくつかの書籍も出版した。先祖代々の不動産も貸しはじめ

    ぼくは脱サラができない - Everything you've ever Dreamed
    gui1
    gui1 2024/08/13
  • なぜ官公庁の食堂はうまくいかないのか、元給食営業マンが考えてみた。 - Everything you've ever Dreamed

    僕は品会社の営業部長だ。先日、とある官公庁の担当者から連絡を受けて話を聞いたら、税金を納める側からしたら、とんでもない仕事の進め方をしており、僕ひとりでは受け止めきれないのでシェアしたい。官公庁の堂に係る仕事の進め方で記憶に新しいのは、条件が厳しくて参加業者が集まらなかった「これ」である。 県庁東庁舎12階のレストラン、神奈川県が要件を見直し再募集|新・公民連携最前線|PPPまちづくり 僕が受けた話は、この神奈川県庁東庁舎レストラン案件より規模は小さいものの、仕事の進め方ははるかに悪く、衝撃的だ。正式にコンペが行われる前に、「相談」という形で行われるヒアリングだった。具体的な施設名称は差し控えるが、対象は公的な施設の職員堂。数年前に業者が撤退して以来稼働していない暗黒案件だ。話を聞く前から条件の悪さを予想できる。担当者は冒頭で「施設を無駄にしているので一刻も早く堂を改造しなきゃいけ

    なぜ官公庁の食堂はうまくいかないのか、元給食営業マンが考えてみた。 - Everything you've ever Dreamed
    gui1
    gui1 2024/07/30
    知事さん、あいかわらずニュルニュルだな(´・ω・`)
  • 50歳男性。半生を振り返ったら酷かった。 - Everything you've ever Dreamed

    僕チン50歳。早生まれなので学年は1973年生(昭和48年生)になる。世代ではイチローと宮沢りえが一番の有名人になるだろうか。 1974年2月神奈川県にて生まれる。以降現在にいたるまで神奈川県で生息。0歳児時点で、駅で見かけた常磐線のみに異常な反応し「この子は0歳にして電車を識別できる!」とされ「神童にちがいない」と親戚内のごく一部で持てはやされる。思えばこれが人生のクライマックスだった。2年後に弟が生まれて両親の愛の9割がそちらに流出。以後約50年間にわたって母親からは「子育てに失敗した」と嫌味を言われ続ける。 1970年代後半。ピアノ教室に通いはじめる。現在まで続いている数少ない趣味・特技となる。デザイナーとして働いていた父の書斎で外人モデルのセクシーなを見つけて自我が芽生える。幼稚園で胸の大きな先生が好きになる。読み書きには苦労しなかった模様。 1980年代 1980年公立小学校入

    50歳男性。半生を振り返ったら酷かった。 - Everything you've ever Dreamed
    gui1
    gui1 2024/07/21
    ほんもののフミコフミオはまだ部屋に閉じ込められている(´・ω・`)
  • 1999年夏、彼女の生涯最後の小説が、僕を。 - Everything you've ever Dreamed

    七月になれば、きっとまた僕は、彼女の生涯最後の小説を読んだ、あの夏の夜を思い出してしまうだろう。一九九九年の七月、25歳の僕は、駅に直結したビルにある書店の文庫コーナーで彼女と再会した。彼女は二つ上の先輩で、会うのは数年ぶりだった。社交辞令のつもりで連絡先を交換した。数日後、ショートメールが届いた。「原稿用紙四枚の短編を書いてきて。私も書くから」学生時代、僕と先輩は競うように掌編を書いていた。僕らは自分たちに大きな才能がないことに気がつかないふりをして遊んでいた。僕が先輩の好きなディケンズの「大いなる遺産」を「退屈」とこき下ろすと彼女は気で怒った。「あなたに『大いなる遺産』が書けるの?」と。僕が「書けるけど書かない」というと彼女は笑った。挑戦的な笑みだった。その頃、僕は文章を書いていなかった。才能がないのは分かり切っていたから、人に読ませてもバカにされるだけのゴミを書く気分にはなれなかっ

    1999年夏、彼女の生涯最後の小説が、僕を。 - Everything you've ever Dreamed
    gui1
    gui1 2024/07/20
  • ゆとり世代の元同僚のFIRE生活が僕のハートに火をつけました。 - Everything you've ever Dreamed

    (12年前!のエピソード1) 2024年7月某日、猛烈な酷暑下の神奈川県某所。かつて「必要悪」を自称したゆとり世代の元同僚と再会した。会いたくはなかったが、暑さから逃げるように飛び込んだドトールコーヒーショップに並んだら前にいた。で、一緒にお茶をすることになった。ゆとり君は、二人掛けの小さなテーブルの上にハンカチを広げ、そのうえに鞄を置いた。なお、僕の鞄は足もとである。そしてゆとり君は「『カバンはハンカチの上に置きなさい』を知っていますか、課長。表層的な意味ではなくて相手の立場で物事を考えるということですよ」と言った。小さいテーブルの天板の面積の7割強が、ゆとり君鞄に占拠されていた。なぜ薄汚れた鞄の真横のクソ狭いスペースにアイスコーヒーを置かなければならないのか。この状態が、相手(僕)のことを考えているように見えるらしい。重症だ。「立場」の発音がGODIVAっぽいのも気になった。なお、些末

    ゆとり世代の元同僚のFIRE生活が僕のハートに火をつけました。 - Everything you've ever Dreamed
    gui1
    gui1 2024/07/20
  • アレが硬くなりました。 - Everything you've ever Dreamed

    ストレートな書き方になるが、長年硬くならなかった※ンコが、硬くなった。久しぶりで実感に欠けており、カッチカチの※ンコが自分のものとは思えない。暮れなずむ町の 光と影の中で硬くなっているそれは、藤子不二雄先生が描いたツチノコのようだ。※ンコとツチノコは、海援隊と海綿体よりも遠い。はたして、これは全盛期のカチコチなのか。僕には判断ができない。僕の全盛期を知っている者に客観的な判断を下してもらう必要がある。「これは僕の全盛期かな?」と。※ンコを見せる覚悟はオッケー。これは僕のショーだ。ready  for  my  show!相手のshout  it  out!shout it out! 叫ぶのも想定内。僕は客観的評価を求めて、※ンコを手にの元へ向かおうとした。そこではたと気づく。は、僕の全盛期ガチガチな※ンコを知らない。突然、茶の間の中心に※ンコを手に現れた夫が「僕の全盛期かーい」とコール

    アレが硬くなりました。 - Everything you've ever Dreamed
    gui1
    gui1 2024/07/20
    求めないで優しさなんて臆病者のいいわけだから( ゚∀゚)o彡°
  • 人材流出阻止目的で臨時昇給を実施したら地獄の門が開きました。 - Everything you've ever Dreamed

    会社が大荒れ。上層部が行った臨時昇給がその原因。一般的にポジティブなイメージのある昇給イベントで地獄になるのはめずらしいことである。説明しよう。当社は特に現場において人材不足状況が問題になっている。会社上層部は、人材流出阻止のため「ギリギリの経営判断で現場の皆様の昇給を決定いたしました」と社内メッセージを送り、現場社員を対象に臨時昇給を突如実施した。典型的なトップダウンである。 ところが昇給額が一律月2000円。しょぼすぎ。それを知った現場社員から「ギリギリに切り詰めて2000円なのか?」「2000円しょぼすぎないか?」「バカにされている気がする」など、絶望感が強まり、流出ムードが加速してしまった。最悪の結果だ。 僕ら部長クラスは、このトップダウン決定を事後に知らされた。事前に知っていたら、現場の反応と絶望を正確に予測できたし、昇給額が2000円ということもなかったし、最低でも「ギリギリの

    人材流出阻止目的で臨時昇給を実施したら地獄の門が開きました。 - Everything you've ever Dreamed
    gui1
    gui1 2024/05/24
  • ぜんぶ「プロジェクトX」のせいだ。 - Everything you've ever Dreamed

    ぜんぶ、「プロジェクトX」のせいだった。僕が勤めている会社上層部のクソ・ムーブが悪化したのは、今春放送開始の「新プロジェクトX~挑戦者たち~」の影響だった。上層部が週末の会議で「プロジェクトXみたいにできないのか」「土曜日に放送されているから見たほうがいい」と言っていたから間違いない。 www.nhk.jp 「プロジェクトX」はオッサンのオッサンによるオッサンのためのおとぎ話だ。ある難易度の高いプロジェクトの成功を目指し、様々な課題や困難をオッサンたちが乗り越えていく血と汗のドラマだ。特徴はプロジェクトの意味や技術の凄みではなく、関わったオッサンたちの人間ドラマにフォーカスしていること。その作りが「俺たちは空に輝く星のように華々しくはないが、地味に人々の暮らしを支える地上の星なのだ」というオッサンのプライドを刺激してウケた。自分も「地上の星」になれるのではないかという夢を抱かせた。オッサン

    ぜんぶ「プロジェクトX」のせいだ。 - Everything you've ever Dreamed
    gui1
    gui1 2024/05/23
  • 「配属ガチャ」は優しさでできている。 - Everything you've ever Dreamed

    「配属先が希望と違う」と「配属ガチャ」を訴えて、入社即退職する新人の話題がこの季節の風物詩になった。「やってみないとわからないよねー」みたいなクソにも薬にもならない世の中の反応までがワンセット。僕は「配属ガチャ退職、別によくね? 」派。ガチャとは「自分の力が及ばない運で決められてしまう」ことだ。ガチャ自体はそれほど悪いものではない。なぜなら長い人生において全てを自分の責任にしていたらもたないからだ。すべてを自責にするのはよほどのマゾだろう。普通無理。誰かに責任転嫁できるならそれがいい。そこでガチャの出番となる。「ガチャで決められてしまったよ」といえばガチャのせいにできる。「ガチャはひどい」「ガチャありえない」というふうに否定的に語られているけれども、人生なんてガチャの連続である。僕らは皆、多くのガチャを通過してきている。ガチャの結果を、そのときの自分の置かれた立場や状況をかんがみて、受け入

    「配属ガチャ」は優しさでできている。 - Everything you've ever Dreamed
    gui1
    gui1 2024/04/30
  • 中小は価格転嫁できても賃上げできませーん。 - Everything you've ever Dreamed

    僕は品会社の営業部長だ。勤めているのが人員に余裕のない中小企業のため、業の新規開発だけではなく既存クライアントとの交渉も任されている。今は、年度末ギリギリまで続いていた価格交渉を終えて落ち着いたところだ。「ウチも苦しいんだよ。値上げ?無理無理~従業員にも泣き寝入りしてもらっているんだから」と却下する一方で、春闘で組合にしれっと満額回答していた素晴らしい某大手企業のような例外を除けば、原材料等コストと人件費上昇分(見込み)を転嫁した価格で契約更改することができた。合格点をつけられる交渉だったのではないか。 僕の勤務する会社には定期昇給がない。中途で入った当初はあったが、会社上層部が今のメンバーになってから凍結されてしまった。実力主義を打ち出した彼らは、業績が向上すれば定期昇給は行うと説明してきた。コロナ時代の業績低迷に耐え、価格転嫁交渉がうまくいった今こそが定期昇給を行う千載一隅のチャン

    中小は価格転嫁できても賃上げできませーん。 - Everything you've ever Dreamed
    gui1
    gui1 2024/04/04
    再来年かな(´・ω・`)
  • 早期退職のために完璧な引継書を作成しました。 - Everything you've ever Dreamed

    10年かけて考えた僕の早期退職が家族からの「会社を辞めて家にいられたら困る。嫌だ」というもっともな理由で反対されたことは先日のブログでお伝えしたとおりである。10年かけて準備してきた早期退職プランが無になりました。 - Everything you've ever Dreamed「家族に内緒で計画を進めるのはおかしい」「こんなバカな旦那は嫌だ。きっと低偏差値だったのだろう」「会社を辞めたあと何も考えていない」等々、拙文章で省略した部分を想像する力を欠いた貴重なご意見をいただいた。ありがとう。 だが、長年の悲願である早期退職をこのまま終わらせたくないと、若かりし頃「不屈の虎」を自称した僕はあらためて決意を固めた次第である。大阪冬の陣のあと、徳川が大阪城の堀を埋めて優位な状況を作ったように、退職夏の陣にむけて僕も堀を埋めてしまえばよいのである。具体的には、奥様に対しては「早期退職は一時の気の迷

    早期退職のために完璧な引継書を作成しました。 - Everything you've ever Dreamed
    gui1
    gui1 2024/04/04
  • 10年かけて準備してきた早期退職プランが無になりました。 - Everything you've ever Dreamed

    先日、10年間構想していた早期退職を奥様に告げたら理解を得られなかったとSNSに投稿したら線香花火程度に燃えた。FIREするつもりでFIREが実現したのだから望である。 早期退職を考えていることを奥様に告げたら「困る」という反応。「生活レベルは維持する。苦労はさせない」と懇切丁寧に説明したけど「1日、家にいられたらしんどいもの」と言われてしまい、構想10年の将来設計が無になりました。 — フミコ・フミオ (@Delete_All) 2024年2月25日 反応を観察すると「しょうがない」「残念でした」という意見と、否定的な意見で3対7くらいの印象。100年しかない貴重な人生を費やして丁寧にメールで人生指南してくれた奇特な人もいた。僕のことよりご自身の人生を見つめ直してもらいたい。 否定的な意見は「10年間奥様に相談をしていないのは馬鹿だ」「家事をやらない夫が会社を辞めても邪魔なだけ」「収入

    10年かけて準備してきた早期退職プランが無になりました。 - Everything you've ever Dreamed
    gui1
    gui1 2024/03/07
    えいえいおー(´・ω・`)
  • 元給食営業マンが名古屋市発注中学校給食事業入札で起きた談合のヤバさを解説してみた。 - Everything you've ever Dreamed

    news.yahoo.co.jp 名古屋市発注スクールランチで談合か 公取委、給業者を行政処分へ(朝日新聞デジタル) - Yahoo!ニュース 僕は元給の営業マン。名古屋市が発注している中学校給の入札で、入札に参加した給会社6社が談合を繰り返したとして、約3億9000万円の課徴金納付命令が出された。6社は葉隠勇進(東京)、魚国総社(大阪)、日ゼネラルフード、松浦商店、ミツオ、メーキュー(いずれも愛知)、コンパスグループ・ジャパン(東京)。 ウチは今回の談合には関わっていない。だが、昨年まで2年間、東海営業所の所長代理を給与据え置きで兼務させられ、名古屋の給案件にも参入した過去があるので他人事とは思えない。我々も名古屋のスクールランチ(名古屋市:中学校スクールランチ(暮らしの情報))にも参入しようと検討したが、以下に書いてある事情で断念した。断念して良かった。 どれくらいヤバい

    元給食営業マンが名古屋市発注中学校給食事業入札で起きた談合のヤバさを解説してみた。 - Everything you've ever Dreamed
    gui1
    gui1 2024/02/27
    前回は猛烈なダンピングの話。今回は談合。最適解は(´・ω・`)
  • 僕の「昭和」が死んだ。 - Everything you've ever Dreamed

    最近「昭和」がバカにされすぎ。「昭和(笑)」とオチに使われるのをよく見かけるし、部下に注意したら「部長みたいな昭和の働き方はできません」と笑われた。「昭和はこんなものじゃないぞー」とやりすごしたが、僕は昭和を知らない。大卒で就職したのが1996年(平成8年)で、昭和は僕が中学3年生のときに終わっていた。つまり僕は昭和の働き方を知ってるマンの資格を満たしていないのだ。 「昭和」はいつからこんな扱いをされる存在になったのだろう。昭和は「あの頃は良かったね」といわれる憧憬の対象だったはず。昭和への郷愁を感じさせる映画「ALWAYS 三丁目の夕日」は大ヒットした(観たことないけど)。たしか「週刊/昭和時代」も刊行されて、初回は特別価格で、付録はタンツボ(白/陶器)だったと記憶している。 僕は、たぶん、昭和の働き方にどっぷり浸かっていた世代と、直接、十分な時間を一緒に働いた経験をもつ最後の世代だ。新

    僕の「昭和」が死んだ。 - Everything you've ever Dreamed
    gui1
    gui1 2024/02/23
  • 帰宅命令を出すのは「公共交通機関が止まったら」でいい。 - Everything you've ever Dreamed

    先日(2024年2月5日)、関東地方に大雪が降った。職場がある神奈川県に大雪警報が出された。めずらしいことだ。積雪を警戒して朝から県内の有料道路は通行止めになっていたが、会社最寄り駅を経由する電車やバスといった公共交通機関は通常どおり運行。朝からSNS上では帰宅命令を出す企業の情報がぽちぽちと出始めていた。 午前10時半。僕の座る窓際席から降雪を確認。会社前の道路はうっすらと白くなりはじめていた。スタッドレス未装着車の走行は危険だ。会社上層部が会議室に集まり、対策会議を開き対応を検討しはじめた。降雪予報を受けて前日の夕方にも会議はひらかれていたが、「明日の様子を見て臨機応変に対応する」というどうしようもない結論に至っていた。こういう状況ならこういう動きをするという取り決めもなし。1時間弱の会議で何を話していたのだろうか?行き当たりばったりを臨機応変と超訳していてアカデミー出版もびっくりであ

    帰宅命令を出すのは「公共交通機関が止まったら」でいい。 - Everything you've ever Dreamed
    gui1
    gui1 2024/02/15
  • 競争入札で無敵になる方法を教えます。 - Everything you've ever Dreamed

    僕は品会社の営業部長だ。当社は或る指名競争入札に参加することになった。来、入札案件は社営業部の管轄である。だが、今回、指名されたのは支社であったため、支社の営業部門で参加することになった。担当は金融機関から天下ってきた会社上層部、俗称《マネーロンダリングス》のひとり、支社長氏。60代の氏は、業界知識なし、入札参加経験なし、人脈なし、人望なし、漢気なし、そんなナイ×5人間である。 ご自身も自信がないようで、28年間の営業マン生活で入札経験豊富な僕に必勝法をたずねてきた。親切心から「私が代理でやりましょうか?」と提案したが「キミは自分の手柄にするつもりだろう?」と疑われたため、親切心が蒸発して虚無になりました。 そんな流れで経験も知識も向上心もないが自尊心と出世欲は人並以上にある支社長氏に競争入札必勝法についてレクチャーすることになった。中学生が理解できるレベルで分かりやすく説明したので

    競争入札で無敵になる方法を教えます。 - Everything you've ever Dreamed
  • 参戦したコンペが史上最悪だった。 - Everything you've ever Dreamed

    病院や福祉施設を運営する法人が開催するコンペに参加した。案件は某病院の外来向けレストラン。担当によれば、コンペのきっかけは、理事長の「業者を変えよう」という鶴の一声である。昨年の初夏から書類審査、プレゼンと順調に勝ち進み、最終選考まで勝ち残った。 最終選考は試。理事長の「実際に提供される状態の事で判断したい」という意向を受け、法人部から車で10分ほどの距離にあるレンタルキッチンをおさえ、そこで試することに決まった。 準備万端。試会を明日に控えた前日夕方。法人担当者から「理事長と院長が多忙のため外に出られなくなった。キャンセルしたい」と一方的に告げられた。準備はすべてパーである。担当者は「すみません。理事長がわがままで」と謝罪した。雇われ人間の弱さは痛いほどわかるので「大変ですね」と慰めておいた。 試会は病院内にある法人部で幹部会議のあとに行われることになった。昼過ぎに会議が終

    参戦したコンペが史上最悪だった。 - Everything you've ever Dreamed
    gui1
    gui1 2024/01/26