須坂市の二つの滝が落ちる景勝地「米子大瀑布(よなこだいばくふ)」の上に城があると思い込んで訪れる観光客が相次いでいる。NHK大河ドラマ「真田丸」のオープニング映像で、滝の上に城があるように合成されたCG映像が使用されているためだ。市は、「NHKの番組スタッフが想像し制作した映像です」と書いた看板を登山道入り口に設置した。 米子大瀑布は標高約1500メートルにあり、落差85メートルの不動滝と同75メートルの権現滝の総称。ドラマオープニングでは、米子大瀑布の上に、岩櫃(いわびつ)山(群馬県東吾妻町)と、CGで作成した沼田城(同県沼田市)の天守閣の映像を組み合わせ、城の下部から滝が流れるように表現している。 NHKによると、映像は主人公の真田信繁(幸村)が自身の城を生涯持たなかったため、「信繁が理想の城を造ったという想像を働かせた」(広報部)という。 須坂市や市観光協会によると、ドラマ放送
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