今年もRubyKaigiが始まりましたね!noteはrubyスポンサーとして協賛しています。三重の会場にきている方は、ぜひnoteのブースにも足を運びください。 さて、noteはRuby on Railsを用いたwebサービスとして2014年にリリースされました。現在でも継続してRailsのコードベースを利用しています。 しかし、多くの機能がリリースされ、開発者も増えたため、モノリスの巨大化が進んでおり、開発効率に影響が出始めていました。 今回はそれらの問題を解消するために、noteが継続的に取り組んでいる・取り組んできたバックエンドの改善プロセスについて説明していきます。 モジュールでサービスを構成するモノリスは大きくなるとメンテナンスが難しくなります。Railsは、MVCの各層に全てのドメインがフラットに並び、レイヤごと・レイヤ間の結合度が高くなる設計思想で、巨大モノリス化への対処が難
