やっぱり「身びいき」すべきじゃなかった。岸田首相が10月に総理秘書官に起用した長男・翔太郎氏(31)を巡る“醜聞”が飛び出し、永田町で騒動が起きている。官邸内で数人しか知り得ない機密情報を、翔太郎氏が民放の記者に漏洩させたというのだ。 月刊誌「FACTA」が22日、号外速報として〈「官邸極秘情報ダダ漏れ」 情報源は首相長男・岸田翔太郎氏か〉と報じた。 記事によると、民放キー局が10月24日、統一教会(現・世界平和統一家庭連合)との関係を批判されていた山際前経済再生相の「辞任」をいち早くスクープ。「山際辞任」情報は官邸内でも一握りのメンバーにしか共有されていなかったため、他メディアが「最重要情報が筒抜けになっている」と大騒ぎ。各社が「リーク元」を探ったところ“犯人”に浮上したのが翔太郎氏だったというのだ。リーク先は民放キー局の女性記者だったという。 事実なら驚きだが、翔太郎氏は本当にこんな大
「赤旗砲」が炸裂だ。法務政務官だった2016年、旧統一教会(現・世界平和統一家庭連合)の関係者を政務官室に招き入れたり、関連団体にパーティー券を購入してもらったりしていたことを認めた井野俊郎防衛副大臣(42)=衆院群馬2区=に公選法違反(寄付の禁止)の疑いが浮上したのだ。 … この記事は有料会員限定です。 日刊ゲンダイDIGITALに有料会員登録すると続きをお読みいただけます。 (残り304文字/全文444文字) ログインして読む 初回登録は初月110円でお試し頂けます。
案の定の展開だ。岸田政権は18日、統一教会(現・世界平和統一家庭連合)問題をめぐる被害者救済新法の概要を与野党6党の幹事長・書記局長会談で提示。そこにはマインドコントロールの定義もなければ、寄付の上限規制もなかった。先んじて独自法案を提出した立憲民主党など野党は非難囂々だ。 …
《よう言ってくれた》──。落語家の笑福亭鶴瓶(70)が発した言葉に対する賛同の声がSNSなどで広がっている。 鶴瓶は、フリーアナウンサーの古舘伊知郎(67)の「YouTubeチャンネル」にゲスト出演。古舘から「鶴瓶さん、ニュースは向いてないんですかね? コメンテーターは出来るじゃないですか」と話しかけられると、「俺はホンマに腹立って言ってしまうわ」と切り出し、今の政治家に対してこう怒りの声を上げたのだ。 「なんで政治家辞めさせないの。芸人が統一教会と関係あったら絶対テレビ出られませんよ。セクハラしたり、パパ活したり。全員辞めてない。維新の人もみんな辞めたらええねん」 政権について辛口な発言をすると、たちまち“干され”かねない今の芸能界で、鶴瓶のような大物芸人が政治家らを批判するのは極めて異例だ。それだけにネット上で話題となっているのだが、もっとも鶴瓶の怒りは無理もないだろう。
腑に落ちない結末だ。東京五輪汚職事件で東京地検特捜部は9日、受託収賄罪で大会組織委員会元理事の高橋治之被告を追起訴。実に4度目の起訴で3カ月半に及んだ一連の捜査は事実上終結した。 特捜部は高橋被告の収賄額を総額2億円まで積み上げ、AOKIホールディングスやKADOKAWAなど著名スポンサー企業のトップら計15人を起訴。裏で札束が乱れ飛ぶ五輪の「負のレガシー」を暴いた成果は認めるが、高橋被告と“共犯関係”にあった電通からは1人も逮捕者が出なかった。 ■竹田恒和氏は罪に問われず 捜査は「縦」にも伸びなかった。終盤の焦点となったのは組織委副会長だった竹田恒和・日本オリンピック委員会(JOC)前会長の事件への関与の有無だ。 高橋被告は特捜部に大会マスコットのぬいぐるみを販売したサン・アローからの資金について「竹田氏のために集めた」と説明。特捜部は今月7日まで竹田氏から複数回にわたり、任意で事情聴取
厚労省が8日発表した9月の毎月勤労統計調査(速報、従業員5人以上)によると、物価の変動を反映させた実質賃金が前年同月比1.3%減となった。マイナスは6カ月連続だ。 9月の現金給与総額は、労働者1人当たり平均で2.1%増、基本給が中心の「所定内給与」が1.3%増、残業代を…
山際前経済再生相が事実上更迭。岸田官邸は「辞任ドミノ」を警戒しているが、日刊ゲンダイの調べで“次のクビ”候補が急浮上だ。岡田直樹地方創生相(参院・石川選挙区)が、地元有権者に“買収まがい”の政治資金を配りまくっていたことが分かった。 ◇ ◇ ◇ 岡田氏が代表…
本気で旧統一教会(現・世界平和統一家庭連合)の解散命令を請求するつもりなのか──。24日の衆参予算委員会の集中審議に出席した岸田首相。解決に向けた気概は全く感じられなかった。 岸田首相は宗教法人法上の解散命令請求の要件として先週、民法の「不法行為」と「使用者責任」も含ま…
岸田首相が久々に「聞く力」を発揮している。旧統一教会(現・世界平和統一家庭連合)に対する宗教法人法に基づく解散命令請求の要件について、19日の参院予算委員会で「民法の不法行為も入りうる」と答弁。「入らない」とした前日までの答弁を翻し、一夜にして法解釈を変更した。 教団を… この記事は有料会員限定です。 日刊ゲンダイDIGITALに有料会員登録すると続きをお読みいただけます。 (残り1,478文字/全文1,618文字) ログインして読む 初回登録は初月110円でお試し頂けます。
5日の国会中継がネット上でツッコミの嵐となった。 立憲民主党の泉健太代表は、5日の衆院代表質問で旧統一教会(現・世界平和統一家庭連合)について、背後の議長席を振り返りながら、細田博之議長に「一枚紙は全く説明不足」「議院運営委員会の場で質疑に応じていただけませんか?」などと異例の質問を行った。 細田議長は一貫して無言を貫いたが、同時にテレビ画面に映し出された麻生太郎副総裁を見た視聴者から《開始早々、麻生爺寝てるの?》《麻生ほんとに寝てるww 聞き流す力、どころじゃねーな #自民党政治を終わらせよう》とツッコミが相次いだ。 また、岸田文雄首相は泉代表の質問に、安倍派と旧統一教会の関係については「党内の特定グループが旧統一教会とどのような関係を有したかを一概にお答えすることは困難」と述べ、山際大志郎経済再生担当相については、「政治家として自らの責任で丁寧に説明を尽くす必要がある」などと答えた。
やっぱり中止した方がよかったんじゃないか。国民の過半数が反対する中、27日強行された安倍元首相の国葬。テレビでは滞りなく執り行われたように中継されたが、実際は超グダグダだった。あまりにストレスフルな内容に、参列者からは“奇声”や“怒号”交じりのクレームが飛び交った。会場となった…
27日に東京・千代田区の日本武道館で行われた安倍晋三元首相の国葬。いつもは首相会見への出席すら“門前払い”されている日刊ゲンダイ記者だが、この日は2人の記者の取材が許可された。 集合場所は国会南門前の駐車場スペース。時間は9時半~10時。14時の国葬開始の時刻までナント…
旧統一教会(現・世界平和統一家庭連合)が22日に都内の本部教会で開いた会見。「教会改革推進本部」の本部長に就任した勅使河原秀行氏は冒頭、「今回の安倍元首相の銃撃事件以降、様々な報道を通じて世間を大変お騒がせしましたこと、ならびに日本国政府、そして国会議員の皆さまに大変なご迷惑をお掛けしましたことを心からお詫び申し上げます。大変申し訳ありませんでした」と謝罪した。 「本来、公共の福祉に資するべき宗教法人が、たとえたった1人であったとしても恨みを買うということはあってはならないことと存じ上げている」 神妙な面持ちでこう語った勅使河原本部長だったが、質疑応答になると、同席した福本修也弁護士とともに徐々に興奮状態に。 安倍晋三元首相を銃撃した山上徹也容疑者(=殺人容疑で送検、鑑定留置中)の献金問題について問われた福本弁護士は、「山上容疑者の母親との献金問題は90年代! 2009年のコンプライアンス
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