秘密法成立「嵐去った」=安倍首相 安倍晋三首相は7日、東京・谷中の禅寺「全生庵」を訪れ、自民党の山本有二衆院議員と約1時間座禅を組んだ。山本氏によると、首相は特定秘密保護法の成立前、首相官邸や公邸の周辺が抗議デモで連日、朝から騒然としていたことを踏まえ、「今朝、目覚めたら公邸の周りが静かだったので、嵐が過ぎ去った感じがした」と語っていたという。 (2013/12/07-20:17) 前の記事へ 次の記事へ
みんなの党の江田憲司前幹事長は、9日に離党届を提出する意向を固めた。年内に新党の立ち上げをめざす。江田氏は渡辺喜美代表と野党再編への路線で対立していた。同党は現在35人が所属するが、結成から約4年で分裂することになった。今後、野党再編につながる可能性がある。 江田氏と一緒に、井出庸生、青柳陽一郎、畠中光成衆院議員、小野次郎参院議員らが離党届を出す見通し。すでに離党させられた柿沢未途衆院議員も新党に参加する予定だ。江田氏に近い複数の議員は、同調者は10人以上になる、との見方を示している。 江田氏は、民主党の細野豪志前幹事長や日本維新の会の松野頼久・国会議員団幹事長と10日に政策勉強会を立ち上げる予定で、新党結成に積極的だ。一方、渡辺氏は党の存続を主張し、両氏の路線対立が激化していた。さらに、特定秘密保護法の対応で、渡辺氏が安倍晋三首相と直接会って修正合意して「賛成」を決めた。これには江田氏に
特定秘密保護法が6日夜の参議院本会議で可決され、成立した。ごく簡単に言えば、見切り発車の法律となった。 見切ってよかったのかと言えば、自民党、特に安倍首相はかなり譲歩したし、国内外から批判されていた問題点の多くも修正されたので、ここで廃案にするデメリットとメリットをバランスして見れば、しかたがなかったかという苦々しい思いはある。 日程的に押していたのは、本法案と両輪になる日本版NSCである国家安全保障会議の効果的な運用ということがあった。逆に言えば、この法案の阻止は日本版NSCの弱化に繋がり、現時点で日本の外交・軍事弱化のメッセージを出せば、そうでなくても日本のメディアなどから発信される混乱した日本の外交・軍事情報で中韓などが勘違いした攻勢に繰り出しているなか、さらなる混乱を招きかねない。 もう一つ日程を押していたのは、来年度の税制改正や予算編成作業だった。消費税増税によって、経済の悪化が
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