Treasure Dataのサービスはクラウド上でどう構築されているのか(後編)~July Tech Festa 2013 Treasure Dataといえば、日本人がシリコンバレーで創業したベンチャーとして知られている企業。そのシニアソフトウェアエンジニア中川真宏氏が、7月14日に行われたJuly Tech Festa 2013の基調講演で、同社がクラウド上で構築したサービスについてそのアーキテクチャを中心に解説を行っています。 この記事は「Treasure Dataのサービスはクラウド上でどう構築されているのか(前編)~Japan Tech Festa 2013」の続きです。 データを解析する「Plazma」の仕組み データを解析するところでは「Plazma」と呼ぶ、Hadoopのエコシステムとカラムストアなどを組み合わせたものを用いています。
Treasure Dataのサービスはクラウド上でどう構築されているのか(前編)~July Tech Festa 2013 Treasure Dataといえば、日本人がシリコンバレーで創業したベンチャーとして知られている企業。そのシニアソフトウェアエンジニア中川真宏氏が、7月14日に行われたJuly Tech Festa 2013の基調講演で、同社がクラウド上で構築したサービスについてそのアーキテクチャを中心に解説を行っています。 注目されているクラウドサービスがどのような仕組みになっており、それはどのような考え方で作られているのか。クラウドでシステム構築を考えている多くのエンジニアの参考になるはずです。講演の内容をダイジェストで紹介します。 Treasure Dataのクラウド戦略 Treasure Data, Inc。シニアソフトウェアエンジニア 中川真宏氏。 スタートアップなこともあ
Amazon のオススメ本に出てきた「 サッカー データ革命 ロングボールは時代遅れか 」を読んでみました。 この本は、野球界における「 マネーボール 」のように、 サッカーを様々なデータを元に見つめ直すような内容になっていて、 例えば、チームが負けているときに交代によって最大の効果を得るためには、 1 人目の交代を後半 13 分、2 人目を後半 28 分、3 人目を後半 34 分までに行うべきとか、 極端に能力の高い選手を獲得するのと弱点となる選手の穴を埋める補強はどちらがいいのかとか、 統計を元にしたサッカーに関する興味深い考察が多かったのですが、その中に 1 つ引っかかる話があったのでそれについて書いてみます。 良いディフェンダーはタックルをしない 本書の中で、 四半世紀に渡ってマンチェスター・ユナイテッドを率いた名将ファーガソンが、 オランダ代表のディフェンダー、ヤープ・スタムを放
「新人や同僚の教育に苦労」の話は何度かしてるけどね。 「数学」「Python (あるいはほかの何か)」「学習」=「ねばならぬこと」、という「強迫観念」が成長の妨げになってる同僚や新人は、それこそ何十人とみてきた。これは学校のような教育現場でも一緒だろうと思う。 年齢が高くなるにつれ「馬鹿に思われたくない」ための言い訳ばかりが達者になってくる「大人」も多くて、なかには(よっぽど言われ続けて悔しいのであろう)丁寧に説明を始めると烈火のごとく怒りを爆発させる「自称エンジニア」もいた。どんな頭の構造してるんだろうか。「彼」はほとんどパブロフの犬的に「バカにされてる」と感じさせる要素が一ビットでもあると「ワタシが何をしたんですか!」と怒りのスイッチを入れてた。なんでそーなる。 よく言われることだけれども、「学習」はもとはといえば、「ほとんどはやらなくてもいい遊び」である。けれどもそれには多くは「一般
Zabbixを構築していて、今までずっとつまづいていたのESXiの監視。 ローカルな環境のWindowsやLinuxはエージェントやSNMPで大抵の情報を取得できるが、ESXiはZabbixエージェントがインストール出来ないことやSNMPで大した情報が得られないため、ハードウェアの監視やCPUやメモリ・データストアなどの監視が出来ないでいた。 今回、ようやくその手順が分かったのでメモ(・∀・) 1.まず、WBEMコマンドでハードのステータスを取れるとこまで持っていく。 Zabbixサーバ(CentOS 5 or 6)にwbemcliというコマンドをインストールします。 wbemcliは以下コマンドでサクッと入ります。 yum install -y sblim-wbemcli.x86_64 [監視可能な項目一覧を取得] wbemcli ecn -noverify -nl 'https://r
世界中のIT技術者が、ブロックチェーン技術に惹かれ、開発プロジェクトに参画し、スタートアップ企業を立ち上げている。日本でも、ブロックチェーン技術開発を標榜するスタートアップ企業が相次ぎ立ち上がった。金融機関も、こうしたスタートアップ企業の知見を取り込もうと動き出した。 仮想通貨「ビットコイン」を支える基幹技術として生まれたブロックチェーン技術が、なぜIT技術者を、投資家を、金融機関を、惹きつけるのか。技術開発の現場への取材からレポートする。 [3]ブロックチェーン、2016年は真価が問われる年に 「『かっこいいから』『資金を調達しやすいから』といった理由でブロックチェーン技術を採用するようでは、その企業は失敗する」。ブロックチェーン技術のスタートアップ企業である米R3 CEVでマーケティング調査などを担う主任研究員のティム・スワンソン氏は、2015年12月18日に都内で開催されたビジネスセ
「寒い・・・」 そのとき私は冷え切ったマシン室でコンソールに向かっていた。マシンの動作音と凄まじい空調の音が聞こえる。周囲を見渡しても一面の白っぽい無味乾燥な風景が広がっているだけだ。 とにかく冷たい。氷に周りを囲まれているようだ。がたがた震えながら私は専用端末の接続確認テストに取り組んでいた。 マシン室はある大手金融機関の本店にあった。ソフトハウスの社員であった私は数カ月前、メーカーを通してその金融機関に派遣され、ネットワーク構築のプロジェクトに入れられた。 それまで派遣されていた別の現場ではシステムの基本設計・詳細設計とプログラミング(アプリケーションの設計・プログラミング)だけをやっていた。その私がなぜ、ネットワークを構築するためにマシン室へ放り込まれたのか、今もって分からない。 契約上の私の立場が派遣であったのか請負であったのか、それも定かではない。当時の上司から、その金融機関にメ
「IT業界、金融業界の新しい挑戦を金融庁はサポートしていく」――。金融庁総務企画局信用制度参事官の佐藤則夫氏は2015年12月8日、日経BPイノベーションICT研究所が主催した「金融ITイノベーションフォーラム2015」の基調講演でこのように語り、FinTechの推進を後押しする考えを示した(写真)。 講演の前半で佐藤氏は、金融庁による取り組みを紹介した。金融庁は今年9月に「平成27事務年度金融行政方針」をまとめている。佐藤氏によると、「制度の企画・立案まで含めて金融庁としての全体方針を策定したのは初の試み」だという。同方針のなかで金融庁は、テクノロジーを駆使した新しい金融サービスであるFinTechの動向を注視していく旨を明確にしている。佐藤氏は、「言い方は悪いかもしれないが、今は雨後の竹の子のように新サービスが出てきている。しかし、ここから太い竹に育つものが出てくる可能性は高い」と語る
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