群馬県桐生市の私立桐生第一高校1年の生徒を含む少年3人が、集団強姦(ごうかん)の疑いで群馬県警高崎署に逮捕されていたことが14日、分かった。同校は高校野球の名門だが、野球部員による強制わいせつ事件や元生徒らによる傷害致死事件が相次いでいる。 関係者によると、少年3人は7月下旬、群馬県高崎市内の公園で、集団で女性に暴行した疑いで逮捕された。桐生一高では、7月23日に、元生徒らが同校1年=当時(15)=に暴行を加え死亡させたとして傷害致死容疑で逮捕され、7月31日には、野球部員が女子高校生にわいせつな行為をしたとして、強制わいせつ容疑で逮捕されている。 新井康敬教頭補佐は14日、「本校の生徒が逮捕されて申し訳ない。県の指導を受けて体制を改善していたが、またご迷惑をかけてしまった」と謝罪した。