沖縄県恩納村にある沖縄科学技術大学院大学(OIST)キャンパス。その南西端に広がる約1万7000平方メートルの土地で、沖縄および日本におけるイノベーションや起業家支援の取り組みが進んでいます。 建設にあたっては、OIST、工事業者、地域行政・住民の協力とチームワークが不可欠です。3月19日、新たなスタートアップ・インキュベーション施設2棟の建設着工を記念して、土地を清め、プロジェクトの安全と繁栄を祈願する起工式を執り行いました。 OIST設立当初から、メインキャンパスのこのエリアは、学術界、産業界、起業家、専門家、政府関係者、投資家がつながる研究開発(R&D)ゾーンを作ることが計画されていました。 「これはイノベーションのために設計されたコミュニティー・スペースであり、専門家が共に働き、アイデアを交換し、解決策を見つけることができる場所です。プロジェクト初期段階の実証実験や有望なスタートア