AppleのCEOであるティム・クックが、2017年のマサチューセッツ工科大学の卒業式で、自分よりも大きなものをつくるために自分の手と頭と心を使い、人間的な視点を決してなくさないようにと訴えました。 卒業生たちに対して、自分のやっていることの中心に倫理観を持ち続けなければならないとも言っています。 自分が人類に与えている影響は「いいね」の数ではなく、どれだけの人の人生に触れたかで測ってください。人気ではなく、どれだけの人の役に立っているかで測ってください。人が自分のことをどう思っているかを気にするのをやめてから、私は自分の人生がより大きなものになったと気が付きました。 クックは若かった頃、人生の目的が見つからずに悩んでいたそうです。人生の目的を探すために、デューク大学の大学院に行ったり、瞑想や宗教や哲学書の中に求めたりしました。また、“若気の至り”でWindowsのパソコンを試してみたこと