マイナンバーを利用して行政機関の間で情報をやり取りする「情報連携」と、新たに構築した個人向けWebサイト「マイナポータル」。先行公開や稼働遅れを経て2017年11月13日にようやく本格運用を開始したこの2つの取り組みについて、電子行政分野では注目が集まった。 ランキング1位は「なぜマイナポータルはJava必須なのか、開発者側の理屈でユーザー体験がおざなりに」である。2017年初め1月16日に政府がマイナポータルを先行公開した際に、その使い勝手の悪さに不満が噴出した裏側を取材した記事だ。マイナンバーカードを使ってログインするのにJava実行環境を含め複数のソフトをインストールする必要があり、PCの初心者には難易度が高かった。そうまでしてJavaを使った理由に切り込み、好評を博した。 政府はこれらの課題を改善するため、本番稼働を延期。その経緯は16位の「マイナポータル本格稼働が3カ月延期へ、使
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