パワーレンジャーは、高校生のメンバー5人がそれぞれ個人的な悩みを抱えている設定になってるけど、トリニー(黄レンジャー)とキンバリー(桃レンジャー)の女性二人の事情は即時に理解するのが難しくて、映画が終わってあれこれ考えてようやく「あ、そういうことだったのか」と思った。 わかりづらいっていうのは、ものすごくさらっと流されるのと、ほとんど直接的に表現されないのと、字幕だと文字数の制約があることと、その上ストーリーそのものに直結しないため特に理解できなくても困らないから。 トリニー(黄):レズビアンであるということ トリニーがみんなに自分のことを話す場面で、「3年で3つの学校に行ってていつも自分はニューガールだ」「その方がいい、楽だし、誰とも知り合いにならないし」「家族は普通すぎる」「両親はレッテル貼りしてくる」って言うから、最初(ああ、家族や友人に馴染めずに悩んでる子、ってことかな)と思ってた