読者の皆さんには、手間暇かけて実装し、たくさんのケースでテストを実行し、やっとの思いでリリースした機能が顧客に受け入れられなかった経験はありませんか? 開発チーム内で想定していた通りの機能を作ってリリースしたとしても、実際はユーザーに利用してもらえない事態になったとしたら、リリースした価値はないかもしれません。 もちろん、プロダクトがどのように利用されるかを、リリース前から全て想定できるわけではありません。そのため、リリース後にも継続的に確認することが大切です。 本記事では、Dan Ashby(@DanAshby04)が2016年に提唱した継続的テストモデル(Continuous Testing)の考え方を用いつつ、リリース後に行うシフトライトなテスト活動について解説していきます。 継続的テストモデルとシフトライトの活動について 小売りチェーン向けECシステムの店舗向けアプリで実践 ある機