吉本興業は13日、大阪・なんばグランド花月で開催された「第10回上方漫才協会大賞」授賞式の場で今春、東京に「渋谷よしもと漫才劇場」をオープンすると発表した。 また、2006年3月にオープンした渋谷の「ヨシモト∞ホール」は今年3月をもって閉館。19年間の歴史に幕を下ろす。 「渋谷―」は、大阪・難波の「よしもと漫才劇場」、クールジャパンパーク大阪SSホールでの「森ノ宮よしもと漫才劇場」、東京の「神保町よしもと漫才劇場」に続いて、4館目の「よしもと漫才劇場」になる。 上方漫才協会は、吉本所属の東西の若手芸人育成に力を入れており、「―漫才劇場」はその鍛錬の場となっている。芸歴60周年を祝われた協会会長・中田カウスは終演後の会見で「全国の都道府県に、その大きさに見合った漫才劇場を、元気な間に作りたい」と意欲を示した。 また、23年に吉本との契約が終了した元相方・中田ボタンが務めた協会副会長の後任に、
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