虐げられし立場として女性がクローズアップされることがあるが、独り身男性は取り上げられることもない。朴訥で真面目でも、独り身男性だと言うだけで行き場を失ってしまう。受け入れ先がない。 「お!今日はパリッとした格好だね!かっこいいよ!あんたモテるでしょう!」と励ましてくれる。世の中から警戒されていると感じることが多い独り身男性にとって、おばちゃんは孤独から救出してくれる、再び人の輪に溶け込ませてくれるありがたい存在。 「社会には「おばさん」や「おじさん」が必要だということ。そういう観点から、ブレイディさんはご自身も「おばさん」に尻込みせずに、みずから進んで「おばさん」になっていきたいと考えています。」
