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copyrightに関するhyoshiokのブックマーク (36)

  • Open Dataについて - 未来のいつか/hyoshiokの日記

    Open Dataというのがどのような定義になっているのか知らなかったので、教えてもらったところ、下記のスライドが分かりやすい。 20140725 オープンデータ化の価値 from Tomoaki Watanabe その8ページ目に各種openの定義が載っている。「オープン」の定義 参照先: Open Definition (OKF系、データ用) http://opendefinition.org/od/ Definition of Free Cultural Works(Wikimedia系、コンテンツ用) http://freedomdefined.org/ Open Source Definition (OSI系、ソフトウェア用) http://opensource.org/osd Free Software Definition (FSF系、ソフトウェア用) https://www

    Open Dataについて - 未来のいつか/hyoshiokの日記
    hyoshiok
    hyoshiok 2014/08/21
    1 オープンデータの定義についてのコンセンサスはまだないようである。早めの合意形成が必要そうだ。
  • 著作権保護が実は本の消失に手を貸しているんじゃないか、という記事 - 日比嘉高研究室

    TPPの議論の範囲内に、著作権の延長問題が含まれているということで、諸方で議論が起こっているようです。たまたまFacebookでマイケル・ボーダッシュさんに面白い記事を教えてもらったので、以下、骨子を訳出しておきます。 主に米国の出版状況をもとにした分析のようですから、そのまま日に当てはめられない部分もあるでしょうし、分野によっても結果が異なりそうですが、重要な論点となる、興味深いデータおよび分析です。 われわれの集団的記憶の穴――著作権がいかに20世紀半ばのを消失させているか The Hole in Our Collective Memory: How Copyright Made Mid-Century Books Vanish Rebecca J. Rosen The Atlantic Jul 30 2013 ソース:http://www.theatlantic.com/tech

    著作権保護が実は本の消失に手を貸しているんじゃないか、という記事 - 日比嘉高研究室
    hyoshiok
    hyoshiok 2014/08/21
    151 「本の著作権を守ることは、権利所有者が知的財産から利益を得ることを確実なものとする、また利益によるインセンティブが本の入手しやすさと適切な流通とをたしかなものにしている」という主張は事実ではない
  • グーグル、アップルに負けない著作権法、角川歴彦著。読了 - 未来のいつか/hyoshiokの日記

    グーグル、アップルに負けない著作権法 (角川EPUB選書)を読んだ。 角川書店(株式会社KADOKAWA)の会長の角川歴彦が、クラウド時代のビジネスの現場を赤裸々に綴った。現場のビジネスの当事者がIT時代の質を語る訳だから面白くないはずがない。 タイトルに「著作権法」というのが入っているので法律論かと誤解する人もいるかもしれないが、書の肝は、IT業界の三国志である。主人公はグーグル、アップル、そしてアマゾンである。 彼らのビジネスの質は何か。それに著作権がどのような役割を持っているのか。著作権を縦糸に企業経営者の三国志を横糸に織りなしていく。 角川が直接交渉した相手などとのエピソードを織り交ぜながら、クラウドベンダーの戦略を探っていく。角川書店という日の老舗出版社の会長が自らのビジネスの土俵の上でグーグル、アップル、アマゾンと対峙したのか興味は尽きない。 第1章コンテンツのクラウド

    グーグル、アップルに負けない著作権法、角川歴彦著。読了 - 未来のいつか/hyoshiokの日記
    hyoshiok
    hyoshiok 2014/04/20
    1 IT業界の三国志
  • 再利用できる画像の検索方法 - 未来のいつか/hyoshiokの日記

    プレゼン資料で画像を使いたい場合がある。 インターネットで検索して適当にコピペするというのは、その画像の著作権を持っている人の権利を侵害する可能性が高いので、よろしくない。 そこで、再利用可能な画像の検索方法が必要になってくる。 1) Image検索で、Search Toolsをクリック 2) Usage rightsをクリック。そのなかで権利関係で選ぶ。ライセンスでフィルターしない。再利用、変更可能。再利用可能。非商用、再利用、変更可能。非商用、再利用可能。のなかから選ぶ。 再利用可能な画像はいっぱいあるので、そこから選んで利用しよう。くれぐれも、自分が著作権を持たない、画像をぺたぺたはるのはやめよう。よく、マンガのキャラクタなどを分別なしに使っている人がいるが、おすすめできない。多くの場合は引用の範囲を超えているので、やめたほうがいい。 下記のサーチエンジンのリストも便利だ。 http

    再利用できる画像の検索方法 - 未来のいつか/hyoshiokの日記
    hyoshiok
    hyoshiok 2014/04/17
    1 コピペしてもいい画像を再利用しよう。
  • 国会図書館の著作権切れの図書の公開の件 - 未来のいつか/hyoshiokの日記

    「著作権切れ書籍データのネット公開停止 出版社側からの抗議に国会図書館が折れる」という記事が話題になっていた。 *1 国立国会図書館が「近代デジタルライブラリー」でインターネットに無料公開していた著作権の切れた書籍が、当分の間、館内での閲覧だけに制限されることになった。 ネット公開について出版社側から抗議があり、国会図書館が検討会議をした結果、「出版事業の維持に直接の影響を与える可能性を現時点では否定できない」として、当面インターネットでの提供を停止する。 著作権が切れているので、それのネットでの公開は法的には問題がない。 一方で、出版社の社長は下記のような立場を取っている。 http://blog.calil.jp/2013/06/digital.html 『大正新脩大蔵経』全88巻が突然近デジ上に公開されたのが2007年。このは現在も刊行中で、1冊2万円もする高価なものです。国会図書

    国会図書館の著作権切れの図書の公開の件 - 未来のいつか/hyoshiokの日記
    hyoshiok
    hyoshiok 2014/01/11
    1 日記書いた。無理を言うと道理が引っ込む例。
  • Contributor Agreements 2013-12-20 - 未来のいつか/hyoshiokの日記

    OSSライセンスについてのOSCONでの議論を http://d.hatena.ne.jp/hyoshiok/20131219#p1 で紹介した。パミッシブライセンスで活発なコミュニティが形成されているという事例だ。 ライセンスと同様に重要なものとして Contributor Agreementsというのがある。利用者がOSSにパッチなどを投げる時、受け取る側が、ある一定の条件をつけて受け取るというものだ。 そんなシチメンドクサイことなどしないで、全部受け入れたらいいじゃないかと思うかもしれないが、なかなかそうもいかない事情がある。例えば、パッチにパッチの作成者が権利を持っていない知財が含まれていた場合、その扱いはどうなるのか。あるいは、第三者が権利をもっているものを権利者に承諾なしで持って来た場合はどうなるのか。などなど、意図するしないに関わらずそのような可能性についてどのように対処すべ

    Contributor Agreements 2013-12-20 - 未来のいつか/hyoshiokの日記
    hyoshiok
    hyoshiok 2013/12/21
    1 日記を書いた。Contributor Agreements ちょっと調べないと。
  • オープンソース法 ようこそ!(はじめにお読みください)→翻訳者からのご挨拶

    オープンソース法 オープンソース・ソフトウェアにかかわる法律問題について、この分野の第一人者である弁護士(ローレンス・ローゼン氏)が初歩の初歩から応用まで分かりやすく解説した「オープンソース・ライセンス」というの翻訳を掲載しています。 オープンソース・ソフトウェア は、今や私たちの社会に不可欠な存在となりました。ソフトウェアの単体での利用はもちろん、携帯電話、デジタルカメラ、カーナビゲーション、デジタルTVといった電気製品に組み込まれる形での利用ももはや一般的になりました。 しかし、オープンソース・ソフトウェアは「知的財産権」や「ライセンス」といった法的な仕組みを基礎としているにもかかわらず、残念ながら日では、その仕組みは必ずしも正確に理解されていないように思います。それは、オープンソース・ライセンスについて法律家が分かりやすく説明した日語の文献が少ないことが原因のひとつではないかと

    hyoshiok
    hyoshiok 2013/02/21
    1 Open Source Lawの翻訳。
  • MIAUは2月22日(水)に、『MIAU Presents ネットの羅針盤』第22回生放送を行います。 - MIAU

    MIAUは2月22日(水)に、ニコニコ生放送で『MIAU Presents ネットの羅針盤』第22回を放送いたします。 昨年末に急に飛び込んできたWinny開発者の金子勇氏の無罪の報道。 今回の裁判で争われたのは「Winnyが違法であるか」という、いわゆる包丁論ではなく、金子氏が著作権侵害を許容しながらWinnyを開発し、そして提供し続けたのかということでした。 ここ数年librahack事件や不正指令電磁的記録作成罪(いわゆるウイルス作成罪)の成立など、ソフトウェア開発者とそのソフトウェアについての関係や責任を問われることが増えてきました。また最近ではプライバシーの問題でもソフトウェア開発者の責任が問われる事象も増えています。 多くの人がプログラム開発やサービス運営に関わる時代、プログラマはどんなことを考え、そしてイノベーションを生み出していけばいいのでしょうか。今回のネットの羅針盤では

    MIAUは2月22日(水)に、『MIAU Presents ネットの羅針盤』第22回生放送を行います。 - MIAU
    hyoshiok
    hyoshiok 2012/02/19
    5 お、これは面白そう。
  • 出版社からスキャン代行業者への質問状を全文公開、潮目は変わるか

    「出版社7社、作家・漫画家122人が『自炊業者』に質問状」が話題となっている。ここでは、スキャン代行業者に送付された質問状の内容と、今後の動きについて考える。 出版社7社、作家・漫画家122人が突きつけた質問状 書籍を裁断・スキャンして電子化する行為を表す「自炊」は、Googleなどで検索すると、来の炊事の意味より上位にくるまでになった。実際、さまざまな理由――電子化して部屋を広くしたい、大量の書籍や漫画電子書籍端末で読みたい、など――から、自炊を行うユーザーは増加傾向にあるが、スキャナや裁断機などの購入をためらうユーザー向けに、それらを代行してくれる業者も複数登場し、人気を博している。 そんな中、9月5日にニュースとなった「出版社7社、作家・漫画家122人が『自炊業者』に質問状」は、こうしたスキャン代行業者(自炊業者)に対する出版社・作家からのアクションとして注目を集めている。 著作

    出版社からスキャン代行業者への質問状を全文公開、潮目は変わるか
    hyoshiok
    hyoshiok 2012/01/02
    252 残念な作家のリスト。この人たちは出版社にいいように搾取されているんだろうなー。
  • BLOGOS サービス終了のお知らせ

    平素は株式会社ライブドアのサービスを ご利用いただきありがとうございます。 提言型ニュースサイト「BLOGOS」は、 2022年5月31日をもちまして、 サービスの提供を終了いたしました。 一部のオリジナル記事につきましては、 livedoorニュース内の 「BLOGOSの記事一覧」からご覧いただけます。 長らくご利用いただき、ありがとうございました。 サービス終了に関するお問い合わせは、 下記までお願いいたします。 お問い合わせ

    BLOGOS サービス終了のお知らせ
    hyoshiok
    hyoshiok 2011/12/28
    448 いやはやまったく。
  • http://techcrunch.com/2011/08/23/book-piracy-a-non-issue/

  • MobileMeもDropboxも違法である

    きょうの城所さんの記事には多くのアクセスが集まりましたが、ちょっとむずかしいので、法律の素人でもわかるように素人の私が解説します。 最高裁判決のポイントは簡単にいうと、インターネットを使って他人の著作物を送信した場合は、それが自分だけにあてた通信であっても自動公衆送信となり、それを行なったのがユーザーであっても、設備を提供した業者が自動公衆送信の主体になるということです。この判決の射程は非常に大きく、およそインターネットのサーバやルータはすべて自動公衆送信装置となり、公衆回線で他人の著作物を送信することはすべて違法になります。 抽象的にいうとわかりにくいので、実例で説明しましょう。あなたが自分のCDをリッピングしてMP3ファイルにし、MobileMeのサーバに送ってiPhoneでダウンロードして使うと違法になります。アップルは自動公衆送信の「主体」としてJASRACに訴えられる可能性があり

    MobileMeもDropboxも違法である
    hyoshiok
    hyoshiok 2011/02/25
    572 これはひどい話だ。
  • asahi.com(朝日新聞社):DVDコピー、家庭内も禁止へ 暗号で保護のソフト対象 - デジタル機器 - デジタル

    DVDやブルーレイなどに収録されている市販の映画テレビドラマなどの映像ソフトをコピー(複製)する行為は、家庭内であっても違法になりそうだ。暗号化技術を使って保護されているソフトが対象で、保護を破るプログラムの製造や配布も禁止される。ネット上にあふれる「海賊版」を抑制するのが狙い。文化庁が3日、方針を固めた。  文化審議会の小委員会のワーキングチームが報告書をまとめた。早ければ、来年の通常国会に著作権法改正案を提出する。複製行為については罰則は設けない。  映像ソフトを保護する技術は複数あるが、文化庁によると、現在は、情報を「暗号化」するタイプが主流という。この技術を破るプログラムがネット上などで公開され、指南も市販されており、一部の人はパソコンで映像ソフトを複製している。  現在の著作権法は、こうしたプログラムを製造・配布したり、このプログラムを使って家庭内で複製したりすることを規制し

    hyoshiok
    hyoshiok 2010/12/04
    20 なんでこうやって、ふつーの人を犯罪者にする法律を作りたがるんだろう。
  • "オープンソース"の名を冠したプロプライエタリな人向けのセミナーに参加した件

    先月中旬の話になるが、マイコミジャーナルで紹介されていた「事例に学ぶ オープンソース知財セミナー2010」というセミナーに参加してきた。(主催はオージス総研)サブタイトルは「オープンソースに潜む法的リスクとその対策のヒント」という謳い文句であり、オープンソース独特の法的リスクの話が聞けるかも知れないと思い申し込んだ。だが、結果は見事に裏切られた! ひとことで言うと、今回のセミナーはオープンソースのセミナーではなかった!というのが拙者の正直な感想である。あまりにも酷い内容だったと言って差し支えない。酷かったのは各々のプレゼンの質などではなく、その欺瞞に満ちたメッセージである。そのようなメッセージを放置すると、オープンソースに対する誤った知識が広まる恐れがあるので、エントリにて批判させて頂こうと思う。 キナ臭い基調講演基調講演はセミナーを主催したオージス総研の常務が行なった。滑り出しはオー

    "オープンソース"の名を冠したプロプライエタリな人向けのセミナーに参加した件
    hyoshiok
    hyoshiok 2010/12/03
    248 だんだんこの手の欺瞞になれつつある自分がいて、FUDの毒にやられちゃったなあと思った。
  • 「java-ja 第1.9.2回 チキチキ ライセンスって何ですか?」に参加した。

    先日、「java-ja 第1.9.2回 チキチキ ライセンスって何ですか?」という勉強会に参加してきたのでレポートしたい。宣伝文がやたらとお茶目(タイトルも?!)だが、その日の雰囲気も負けず劣らず楽しいものであったと思う。ライセンスというお固い議題なのに!!である。ちなみに、ブログでは常々ライセンスについて色々と綴っているが、今回は基的に聞く側として参加した。(最後にちょっとだけマイクを握らされて(?)しまったけれども。) 講師を努めて頂いたのは「ソフトウェアライセンスの基礎知識」の著者である可知 豊氏。 可知氏のブログ: Placebo Effect 今回の発表資料はこちらにあり、CC-BYで利用可能になっている。(CC-BYはクリエイティブコモンズライセンス- CCL -のひとつである。CCLについてはブログでも何度か紹介したので、忘れた人はぜひ復習して欲しい。 *1 *2 *3

    「java-ja 第1.9.2回 チキチキ ライセンスって何ですか?」に参加した。
    hyoshiok
    hyoshiok 2010/09/22
    18 よっぱらいすぎたのが、かえすがえすも残念であった。くー。
  • 電子書籍でも失敗を繰り返すメディア業界の「ガラパゴス病」 (1/2)

    独自フォーマットで鎖国する電子書籍 7月27日、凸版印刷と大日印刷(DNP)は「電子出版制作・流通協議会」を設立し、東芝、パナソニック、朝日新聞、毎日新聞、NTTドコモなどが参加を表明した。これは総務省・文部科学省・経済産業省の「デジタル・ネットワーク社会における出版物の利活用の推進に関する懇談会」で決まる予定の標準フォーマットを採用して、日電子書籍を標準化しようというものだ。 その標準は、XMDFを「中間フォーマット」として使う方向だ。シャープは、次世代XMDFで電子書籍に参入し、これに対応するタブレット端末も年内に発表すると発表した。XMDFというのは一般にはあまり知られていないが、シャープの「ザウルス」用に作られた文書フォーマットで、ガラパゴス携帯での標準規格だ。日語独特の縦書きやルビなどにきめ細かく対応し、これまで日で発行された約1万点の電子書籍のほとんどはXMDFで書か

    電子書籍でも失敗を繰り返すメディア業界の「ガラパゴス病」 (1/2)
  • GNU GPLv3 逐条解説書 PDFドキュメント || OSS iPedia

    解説書は、IPAオープンソフトウェア・センターのリーガル・タスクグループと、米国SFLC(Software Freedom Law Center) との共同作業により作成したもので、GPL v3の各条文、パラグラフごとに、旧バージョンであるGPL v2からの異同を含め、具体的かつ平易に解説したものです。 また、解説書は、広く活用できるよう「クリエイティブ・コモンズ・ライセンス表示-非営利-改変禁止2.1」(http://creativecommons.org/licenses/by-nc-nd/2.1/jp/)の条件のもとで公開します。内容を改変しない限り無償でダウンロードし利用することができます。出版等営利目的での利用は禁止しますが、企業・団体等の内部における利用(講習会、勉強会等)を目的とした複製及び翻訳については、無償で許可します。 最終更新日:2010/5/26

  • "Twitterで歌詞をつぶやいたら、JASRACの利用料が発生する"の話

    先日、ニワンゴ取締役の 木野瀬さん(@kinoppix) の下記ツイートをリツイートしたら50件ぐらいリツイートされました。多分木野瀬さんのところからは数百件ぐらいリツイートされているのではないでしょうか(^^;; 発端はニコニコ生放送「二次創作オンラインワークショップ」にJAS...

    "Twitterで歌詞をつぶやいたら、JASRACの利用料が発生する"の話
  • ウィニー無罪 それでも大切な技術者の良心 : 社説・コラム : YOMIURI ONLINE(読売新聞)

    ウィニー無罪 それでも大切な技術者の良心(10月11日付・読売社説) どんな技術も使い方次第だ。だが、悪用されないよう努めるのが技術者の良心ではないか。 インターネットを経由して映像などのファイルを交換するソフト「ウィニー」を開発した元東京大大学院助手が著作権法違反のほう助罪に問われた事件の控訴審で、大阪高裁は逆転無罪の判決を言い渡した。 1審の京都地裁は、ウィニー利用者の多くが違法コピー映像などを交換することを知りながら、ウィニーをネット上に公開したことがほう助に当たるとした。 高裁は、ほう助の範囲を限定した。1審のように悪用を知りながら提供しただけでは足りず、悪用することを「勧めて」ソフトを提供した場合に限るとした。 ネットを介した不特定多数へのソフト提供は、高裁判決が述べた通り「新しいほう助犯の類型」だろう。どこまで罪を問うべきか判断が分かれたのは致し方ない。 1審判決に沿うと、ウィ

  • 中日新聞:ウィニー裁判 無罪判決は出たけれど:社説(CHUNICHI Web)

    トップ > 社説・コラム > 社説一覧 > 記事 【社説】 ウィニー裁判 無罪判決は出たけれど 2009年10月9日 ファイル共有ソフト「ウィニー」の開発者が逆転無罪となった。判決は開発者の創造性に一定の理解を示した。一方で違法コピーのはんらんは続いており、何らかの歯止めのルールが必要だ。 元東大助手の金子勇被告が開発したウィニーは、サーバー(ネットワークの中心となるコンピューター)に依存しないで利用者が互いに情報を交換できる新しい技術を応用している。専門家によると、ウィニーはこの分野の新ソフトとして高く評価され、インターネット電話や動画配信などへの応用が期待できるという。被告を有罪とした京都地裁判決も応用可能で有意義なソフトと認めている。 焦点は、金子被告がウィニーをホームページ上に公開したことをどう判断するかだった。多くの利用者が画像や音楽などの違法コピーに利用。一審は悪用