フィリピン・イロコススル州ビガンでがれきの下敷きになった車(2022年7月27日撮影)。(c)AFP/Ricardo Raguini 【7月27日 AFP】フィリピン北部ルソン(Luzon)島のアブラ(Abra)州で27日午前8時43分(日本時間同9時43分)、マグニチュード(M)7.0の地震があり、1人が死亡した。当局や米地質調査所(USGS)が明らかにした。震源近くでは建物の窓ガラスが割れ、300キロ以上離れた首都マニラでも高層ビルが揺れた。 警察によると、内陸のベンゲット(Benguet)州の州都ラトリニダード(La Trinidad)で、建設中の3階建てビルが崩れ、作業をしていた25歳の建設作業員が死亡した。他に7人の作業員がいたが無事に避難した。 警察のエドウィン・セルジオ氏は、揺れが強かったドローレス(Dolores)では、おびえた人々が屋外に走って避難し、市場の窓ガラスが割れ
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