WEリーグ大宮は23日、11年女子W杯優勝メンバーのDF鮫島彩が現役引退すると発表した。25日のINAC神戸戦(NACK5)が現役最終戦となる。 鮫島は常盤木学園高を卒業後、東京電力女子サッカー部マリーゼやボストンブレイカーズ(米国)、モンペリエSC(フランス)を経て、ベガルタ仙台レディース、INAC神戸に移籍。21―22年から大宮でプレーしていた。 女子日本代表では11年W杯ドイツ大会で優勝に貢献。12年ロンドン五輪銀メダル、15年W杯カナダ大会準優勝と、日本の女子サッカーを支えた。 ▼鮫島彩コメント 今シーズンをもちまして、引退することにしました。 過去を振り返れば、震災によるチーム活動休止、アメリカリーグ移籍、アメリカリーグ廃止によるフランスリーグ移籍、W杯優勝、五輪銀メダル、怪我(けが)による無所属でのリハビリ期、など自分の思い描いていたサッカー人生からは、想像もつかない出来事の連
